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2011.02.27 Sunday

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2010.12.24 Friday

10年ニュー・リリース♯42

10NEW RELEASE♯42
メンフィス / マジック・キッズ

今年最後のご紹介。
随分前にリリースされていた作品になります,テネシー州メンフィスの5人組,マジック・キッズのデビュー・アルバム『MEMPHIS』。個人的には,いわゆるビーチ・ボーイズ的なサウンドはあまり得意な方ではなかったりするのですが,なるほど確かにかなり『PET SOUNDS』を連想させるサウンドではあります。ですが,どちらかと言うとベルセバに近い感じもして,嫌いではないです。というか,凄く好きかもしれません。これはハマります。

ドリーミーでポップ,そして程よくサイケデリック。どの曲も3分間程度の箱庭ポップスで,アルバム自体も30分程度であっという間に終わってしまいます。個人的には,今年ちょっとしたブレイクとなったドラムスよりもずっと好きです。M2「CANDY」やM10「LITTLE RED RADIO」あたりが特に最高ですね。

さて,今年の新作紹介もこのあたりにしまして,来週あたりは,恒例のベスト5なぞをチマチマと紹介させていただきます。


2010.12.13 Monday

10年ニュー・リリース♯41

10NEW RELEASE♯41
マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー / カニエ・ウェスト

今年もそろそろ年間ベストアルバムなぞを考えないといけないなあなんて思っているところに,まさに最後の最後に投下されたカニエ・ウェストの本作。これを聴かずして,年間ベストなんて考えるわけにはいきません。それぐらいの今年最後の衝撃作。

結論から申しますと,凄く聴きやすいアルバム。過去の諸作に比べても,かなり親しみやすいサウンド。とにかくクリムゾンをサンプリングした「POWER」を筆頭に,「MONSTER」や「RUNAWAY」,ラストの「WHO WILL SURVIVE IN AMERICA」に至るまで,アルバムを通して,随所にポップでキャッチーな楽曲が目白押し。ロック・ファンには非常に受けの良い「わかりやすさ」を兼ねたアルバムと言えるのではないでしょうか。全13曲70分に及ぶ大作ですが,そんな長さを全く感じない内容です。国内盤はまだ発売されていません(12/22発売予定)が,今年のベストアルバムに入る可能性が大いにある傑作ですので,1日も早く輸入盤を買うことをお勧めします(笑)。

アルバムをリリースするごとに,自らの才能の可能性をどんどん拡げ続ける,絶頂期のプリンスを連想してしまうほどの天才,カニエ・ウェスト。凄いわ,この人。

2010.11.30 Tuesday

10年ニュー・リリース♯40

10NEW RELEASE♯40
ハンズ・オール・オーヴァー / マルーン 5

ご紹介がすっかり遅くなってしまいました,マルーン5の3rdアルバム。

う〜む。今作も非常によくできたアルバムですね。
「非の打ちどころがない」というのはまさにこのことでしょうか。まあ,敢えて“非を打つ”とすれば,音的にいうとかなりメジャー感が強すぎるところでしょうか。プロデューサーにAC/DCやデフ・レパード等を手掛けるロバート“マット”ラングを起用したこともあってか,かなりマッチョなサウンド・プロダクションではあります。でも,天下のマルーン5ですから。このあたりの過剰さを云々するのは,むしろ野暮ってものです。

いつもどおり捨て曲ナシの,激キャッチーなノリノリチューン満載です。毎度のことながらのイマイチなジャケットも含めて,何から何までがマルーン5 らしさ炸裂の愛すべき傑作。

2010.11.28 Sunday

10年ニュー・リリース♯39

10NEW RELEASE♯39
ライト・アバウト・ラヴ / ベル・アンド・セバスチャン

ベル・アンド・セバスチャンの通算7作目となる『WRITE ABOUT LOVE』。

何よりも,ベルセバらしいタイトルが最高。音の方も素晴らしい。今回も前作に続いてトニー・ホッファーのプロデュース作品で,個人的にはこのポップかつキャッチーな作風は大好きで,ベルセバの諸作の中でもかなり上位に位置する傑作として愛聴し続けるような気がします。そして,今作では,ノラ・ジョーンズの参加も話題の一つ。M5の「LITTLE LOU」がそれなのですが,このシンプルで切ないバラードは,間違いなく本作のハイライトですし,アルバム屈指の名曲に仕上がっております。

まあ,これまでも基本的にベルセバの作品に駄作はないのですが,時代を超えても聴き継がれるであろう普遍的な名作を,相も変わらず,こうしてリリースし続けるこのバンドには恐れ入ります。とにかく必聴です。(もちろん国内盤を!)

2010.11.19 Friday

10年ニュー・リリース♯38

10NEW RELEASE♯38
A−Z VOL.2 / アッシュ

アッシュ,A−Zシリーズの第2弾。

1枚目と同様,シングル曲が並んでいる画期的なアルバムですので当然悪いはずもなく,聴き応え十分の1枚。何も考える必要はなく,とにかくこのメロディに身を委ねて楽しむべし。

これだけの楽曲を2週間に1曲リリースできるメロディ・メーカーとしての非凡さ,そして,音楽とここまでひたむきに向き合う彼らの真摯な姿勢。アッシュだけはいつも僕らを裏切らない。

2010.11.16 Tuesday

10年ニュー・リリース♯37

10NEW RELEASE♯37
カム・アラウンド・サンダウン / キングス・オブ・レオン

前作でついに全米でも大ブレイクを果たし,世界的なロックバンドへと大きく飛躍した我らがキングス・オブ・レオン,待望の5thアルバム。

これまではどちらかとこのバンドに対して批判的なスタンスをとってきた(ように感じていた)あのスヌーザー誌でも表紙を飾り,おまけに合評までされたりして,いよいよロック不感症のここ日本においてもブレイクの期待が高まりつつある昨今ではありますが,この新作はどちらかというと前作のようなキャッチーさはむしろ抑え気味で,比較的地味な印象を与える作品と言えるかもしれません。その代わりに,ますます貫禄というか風格というか,より大陸的なスケールを感じさせるアルバムとなっていまして,逆に言えば,ますます日本のリスナーには受けが悪そうで,このバンドの日本でのブレイクは永遠に無理かなあなんて感じたりします。まあ,あれだけわかりやすかった前作で思いっきりスルーされているこの国に何鳴らしたところで無理なんでしょうけど。

いかにもアメリカ的でマッチョなサウンドに聴こえるのだけれども,彼ら特有の独特のグルーヴがサウンドを引っ張っていて,実のところ全く汗臭さを感じさせない。このバンドの不思議な魅力が存分に発揮されていて,ついに「勝ち方を心得た」感じがします。もう,無敵ですね。

全く根拠はないですけど,このバンドやアーケイド・ファイアが理解できない(売れない)国だから,ロシアや中国に舐められているような気がする。そんな気持ちになってしまうぐらい,このアルバムには,「世界でどう戦うべきか」を心得た,そんな彼らのタフな強かさを感じます。

2010.10.30 Saturday

10年ニュー・リリース♯36

10NEW RELEASE♯36
ハルシオン・ダイジェスト / ディアハンター

随分前に購入していたのですが,同時期に購入していた,どちらかというと比較的「わかりやすい」アルバム(ウィーザー,マニックス,リンキン,ブランドン・・・)を先に聴いて,じっくりと聴き込む必要のあるであろうこのディアハンターの新作は,1回だけ聴いて暫く放置しておりました。あらためて腰を据えて繰り返し聴いたのですが,今ではすっかりスルメアルバムのような1枚になりつつあります。いや〜,コイツは傑作です。

実は,ブレイク作でもある前作の「マイクロキャッスル」は,確かにその良さはわかるのですが,微妙に自分のストライクゾーンを外れていた(多少,殺伐感が強すぎた?)ため,愛聴するまでは至らなかったのですが,本作は,前作と比べてもかなりポップになっていまして,まさにストライクど真ん中という感じです。基本的なサウンド基調はこれまでと変わっていない(シド・バレット直系のフォーク・サイケ)のですが,今作は,時折,あのバーズを連想させるかのような眩いばかりのサイケデリック・サウンド(特にM3“REVIVAL”,M5“MEMORY BOY”は最高)も聴かせてくれていますし,何よりもポップで聴きやすい。まるでヴェルヴェッツの1stのサイケ感と3rdをフォーキー感が融合されたような至福のアルバムとなっております。じっくり聴き込むことのなかった前作をあらためてしっかり聴きたくなってきました。

今年のベスト確実の1枚。

2010.10.21 Thursday

10年ニュー・リリース♯35

10NEW RELEASE♯35
フラミンゴ / ブランドン・フラワーズ

我らがキラーズのフロントマンであるブランドン・フラワーズのソロ・アルバム。
とはいっても,これはキラーズのニュー・アルバムと言っても全く違和感のない,無期限活動休止中を悲しむキラーズ・ファン(=私)にとって,物凄く嬉しい1枚となりました。

キラーズよりも やや落ち着きのある穏やかなサウンドではありますが,基本的には王道キラーズ・サウンドで,ゴージャスかつポップ,そして,故郷ラスベガスを思いっきり意識した内容のアルバム。まあ,ダニエル・ラノワに,スチュワート・プライスに,ブレンダン・オブライエンまで起用した超豪華プロデュース陣ですし,しかも,私の大好きなジェニー・ルイスちゃん(ライロ・カイリー)とデュエットまでしちゃったりして,まさにブランドンのやりたい放題という感じですね。それにしても,やはり,この人のソングライターとしての才能は,同世代のミュージシャンの中でも屈指ですね。相変わらず,名曲が並んでおります。

なんかもう,ブランドンのソロさえあれば,キラーズの不在を嘆く必要なんてないんじゃないの,などとキラーズ・ファンらしからぬ思いも抱いてしまうほどの「K」印な傑作アルバム。

でも,やっぱり,キラーズとして活動してほしいな・・・。

2010.10.11 Monday

10年ニュー・リリース♯34

10NEW RELEASE♯34
ア・サウザンド・サンズ / リンキン・パーク

リンキン・パーク。
いつも微妙な距離感を持って接してきた,私にとっていささか厄介なバンド。

80年代後半のガンズにのぼせ上がっていたところに,90年代初頭のグランジ直撃で一度自らのロック価値観をリセットさせられ,以降“オルタナティヴ”であるかどうかということに対して,必要以上に神経質になってしまった悲しい世代にとって,00年以降登場した,ある意味,わかりやすくて健康的なこのバンドの存在は,何とも厄介でした。これは果たして“産業ミクスチャーロック(死語)”か“オルタナティヴ”か,なんて。とはいいながら,同世代の仲間には黙っていましたが,ひそかに『METEORA』はカッコ良いと思いましたし,愛聴していました。

そして,『MINUTES TO MIDNIGHT』を挟んでの通算4作目の本作。これは,やれオルタナティヴだなんだと小うるさい40歳以上のオヤジにも理解してもらえるぐらい,かなりの進化を遂げた作品と言えるのではないでしょうか。従来のような所謂“へヴィー・ロック”的な要素は,前作で完全に払拭された感があり,今作は,過去の作品の中でも最も自由度のあるロックになっています。

90年世代にとってのレッチリのように,リンキン・パークは00年世代にとってのリアルタイムなロック・バンドかもしれませんが,今作は,そんな世代の枠を超えた,真のロック・バンドに飛躍する1枚のような気がします。

2010.10.05 Tuesday

10年ニュー・リリース♯33

10NEW RELEASE♯33
ハーリー / ウィーザー

先日HMVから届いた新譜を聴く。
リンキンもディアハンターも良い!
マニックスの新作は,彼らの何作かに必ずある所謂「売り」にきた超ベタな作品で,いや〜,ここまでコッテリと仕上げたのは,多少やりすぎじゃない? なんて,ちょっと評価が微妙な感じではあります。とりあえず,保留。

そして,それほど期待していなかったこのウィーザーの新作。
コレ,かなり良いです。たぶん,過去最高に(おそらくグリーンとタメを張るぐらいの)ポップな仕上がりです。ここ数作において顕著だった「ポップ」化の流れがついにピークに達した感があります。ほとんどすべての楽曲が共作(中にはライアン・アダムスの名前も!)であることもあってか,とにかく,スコーンと突き抜けた感じで,凄く風通しの良いアルバムです。こんな清涼飲料水みたいなロックは,ウィーザーじゃねえ,って気持ちもわかります。でも,今のウィーザーはこうゆうことなのでしょう。

なんか,こんな開き直ったウィーザーを聴くと,同じく開き直りまくったマニックスの新作も,もう少し聴いてみようかなあ なんて思ったりします(笑)。

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