ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 珊瑚は長寿? | main | いわゆるスーパーバンドです。 >>
2011.02.27 Sunday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2007.08.14 Tuesday

ロックのもう一つの楽しみ方

♯162

ロック秘宝館 / ヴェアリアス・アーティスト

ロックをリアルタイムで体験できる範囲は世代によって違います。私の場合は,70年代初めの生まれなので,思春期に出会うロックは80年代半ばからでした。よって,60年代や70年代のロックは当然ながら追体験となるのですが,その追体験の方法によって,出会えるロックの数は人によって全く異なってくると思います。

本作は,私のロックの世界を広げてくれる大きなキッカケとなったオムニバス盤。
その名も「ロック秘宝館」。和田ラヂヲ先生によるジャケットがすこぶるロケンローなこのCDは,ロッキング・オンが編集し,WEAより'94年にリリースされた,かなりマニアックなオムニバスです。

本盤に収められているのは,ロック史にその名が燦然と輝くロック・グレイツ達の所謂「定番曲」ではなく,誰も知らない隠れた名曲の数々。まさに秘宝です。しかも,すべての曲は当時ロッキング・オンの一編集者だった田中宏明氏によるセレクションで,ほとんど彼のマイ・テープ状態なものをオフィシャルにリリースしたというトンデモナイ代物なのです。

しかし,このオムニバスは60年代,70年代のロック追体験者の私にとって,もう一つのロックの楽しみ方を提示してくれたとても影響大な一枚でした。60年代,70年代ロックをリアルタイムで体験したオヤジ達の「まずこれを聴いてからあれを聴け,こっちが好きと言うならあっちを好きと言っちゃダメ」的なロックの歴史的蘊蓄に捉われることなく,60年代も90年代も並列に聴き,とにかく1曲でも良い曲に巡り合うこと。このロックの楽しみ方は,まさにインターネット時代における所謂「ロングテール」な聴き方そのものであり,本CDはそういった楽しみ方をいち早く提示したオムニバスといえるのではないでしょうか(言い過ぎ?)。

いずれにしても,このCDがなければ,アソシエイションやラヴ,アラン・トゥーサン,フィル・オークスといったアーティストに出会うのはもっと先になっていたと思います。これをキッカケに私の名盤発掘のCD屋巡りの旅が始まったのはいうまでもありません。
2011.02.27 Sunday

スポンサーサイト

コメント
コメントする








 
Powered by
30days Album
PR