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2011.02.27 Sunday

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2008.04.26 Saturday

重くて硬いヘルメット

♯217
ミーンタイム
ミーンタイム / ヘルメット

トニー・コジネクのような静かな作品を紹介した後に,本作を持ってくるのはどうかと思いますが,そんなことお構いなしに,本日も何の脈略もなく徒然なるままに極私的名盤を紹介させていただきます。

ヘルメット。
このバンド名が最高です。なんか,カチンコチンな感じで,すごい硬そうな音鳴らしてそうですもん。このジャケットも,いかにもそんな感じで,ヘルメット被った人が何か重そうなハンマー振りかざしているように見えるし。で,実際に鳴らしている音がまさにそのとおりのゴリゴリでバッキンバッキンの超重量級サウンド(笑)。

90年代のオルタナティヴ全盛期に,フガジやキリング・ジョークなどのハードコア・パンクとメタリカやスレイヤーといったスラッシュメタルを消化した硬質的で破壊的なサウンドで,当時のグランジ勢とは全く異質のもう一つの“オルタナティブ”ロックを提示してみせたヘルメット。

ヘルメットは,99年の解散(近年再結成し活動中)までに4枚の作品を残しましたが,本作は彼らのスタイルを決定づけ,ファンの間でも最高傑作として評価されることの多い2ndアルバム(92年)です。バンドの中心人物であるペイジ・ハミルトンは,ジャズやクラシックの素養がある人みたいで,その人がこんなゴリゴリのサウンドを創り出してしまうのだから面白い。ある意味,このサウンドこそが,後のへヴィ・ロックの雛型となったのだと思いますが,一度このバンドの強烈なグルーヴを体験してしまうと,その後,雨後のタケノコのように現れた数多の“自称”へヴィ・ロックバンドの多くが,ただ音がデカイだけの騒音に聞こえてしまいます。

ちなみに,このバンドのドラマーは現在バトルスのドラムを叩いているそうですが,このバンドの硬質的でストイックな音が,今のマスロックにも繋がっているあたり,とても興味深いです。
2007.07.22 Sunday

フジロック明けの月曜日が少しでもハッピーになりますように。

♯158
Pills 'n' Thrills and Bellyaches
ピルズン・スリルズ・アンド・ベリーエイクス / ハッピー・マンデイズ

フジロックまでもう1週間を切ってしまいましたが,忙しくてなかなか更新できません。本当にこのまま無事にフジロックへ行けるのだろうか・・・。

今年もフジロックに出るハッピー・マンデイズ。今,トゥワングなどの若手が話題になり再度注目を浴びつつあるオッサン達ですが,特に新譜を出したわけでもないのに,こうして毎年のようにフジロックに出るのは,単に小銭稼ぎのためなのか,それともよっぽどの祭り好きなのか。特に売れた新曲もないのに,毎年「懐メロ」で紅白歌合戦に出てくる某演歌歌手のようだ。まあいい。

そんな彼らの全盛期時代の最高傑作。
この猛烈に鈍臭い,ねっとり腰の方から纏わりついてくるようなグルーヴは,実は他にあるようでない彼らの専売特許だ。

今年のフジロックで,最も期待せずに,でも間違いなく見てしまうだろうお約束アクトです。

追伸
新譜,15年ぶりに出したのですね。知らなかった。まあいい。
2007.04.08 Sunday

「HARD TO BEAT」の気持ち良さは反則です。

♯131
スターズ・オブ・CCTV(初回限定ハッピー・プライス)
スターズ・オブ・CCTV / ハード・ファイ

今年出る新作の中でも最も期待しているハード・ファイのセカンド。

昨今,英国シーンは活きの良い新人ですっかり活気付いていますが,その中でも個人的に最も楽曲が書ける新人はこのグループだと思っています。正直,そのあまりの歌謡性に赤面する瞬間もなくはないですが,彼らの強みは,時に情緒過多なその楽曲の臭みを「スカ」というスパイスによってうまく打ち消している,その絶妙な配合にあると思います。
メディアが名付けた「DISCA(ディスカ)」という形容は置いておいても,彼らの音楽には,スカやレゲエが通低音として流れていて,その上に最新の煌びやかなダンスミュージックと極甘のメロディが乗っかり,抗い難い最高に気持ちの良い音となっています。

あらゆるジャンルの音を貪欲に詰め込んだこの傑作1stの次に,どんな手を打ってくるか,今から楽しみで仕方ありません。
2007.03.18 Sunday

ダ・ハイヴス!!!

♯126
Tyrannosaurus Hives
ティラノザウルス・ハイヴス / ザ・ハイヴス

いよいよフジロックのラインナップの発表もはじまり,夏が待ちきれなくなってきましたが,今のところのフジの面子は個人的にかなり微妙な感じです。
若くて活きのいい面子がサマソニに流れていく中,あんまり大人ヅラしたスタンスを突き通し続けるのだけはやめてくださいね,スマッシュさん。余裕ブッこいてると,ホント,某「加齢臭」フェスみたくなっちゃうからね。そうでなくても,風呂3日間入んないんだから。

去年のフジで圧巻のパフォーマンスを見せつけてくれた我らがザ・ハイヴス。
以前,サマソニで観たときも,かなりのアホ具合でしたが,フジでも全く変わらずのアホのフルスロットルでした。メンバーにはハゲやらデブやらいて,決して若いとは思えない彼らですが,精神年齢の低さでは誰にも負けまいとするロックンローラーとして心意気を強く感じさせるアホーマンスでした。

そんな彼らのメジャー第一弾。本作をロックンロールと呼ばずして何をロックンロールと呼ぶのでしょうか。正直,このアルバムが出るまでは2〜3曲良い曲が書ける,ガレージロックブームに運良く乗っかれたパーティーバンドぐらいにしか思っていませんでした。
2000年代の「FUN HOUSE」という称号を捧げたくなるくらい個人的には大好きな一枚です。

2007.01.03 Wednesday

2007年,こんにちは

♯101
風街ろまん
風街ろまん / はっぴいえんど

新年明けましておめでとうございます。
本年もボチボチやっていきたいと思います。

新年一発目は何でいこうかなと考えていたところ,真っ先に思い付いたのが本作。
お正月の歌(?)(名曲「春よ来い」)ではじまる前作1st「ゆでめん」も傑作ですが,やはり,はっぴいえんどの代表作は本作2nd。

サニーデイ・サービスを知って はっぴいえんどを知るという,オヤジのクセしていかにも現代っ子な聴き方ではありますが,素晴らしい音楽を通して,また新たな素晴らしい音楽を知るというのはうれしいことです。

曽我部恵一氏の今回のソロ作は相当良いらしいですね。お年玉で買いに行きましょう。
2006.09.22 Friday

髭とロックの関係性

♯72
Thank you, Beatles
サンキュー,ビートルズ / 髭(HiGE)

最近,すっかり邦楽を聴かなくなっていた(EXCEPT くるり&シロップ)ところに,髭の登場は久々にワクワクした。

本作以前は,全く知らなかったのだが,とにかくこのミニアルバムはスンバラシイ内容。プレイグス以来,最もその影響下にあると感じるこの“まんまニルヴァーナ”な音には,有無を言わせない潔さと今鳴らされるべき必然性がしっかり宿っている。

ロックをやるからには,髭が似合ってナンボ。
セックス,ドラックス,髭&ロックンロールという(?)ぐらい,髭は切っても切り離せぬロックの象徴。
髭のないツルツルの顎をしたレオン・ラッセルはありえない。髭のないデュアン・オールマンが演るロックをサザンロックといえるか。髭の生えていないブルーザー・ブロディにレッド・ツェッペリンの「移民の歌」で入場する権利はあるだろうか。

この“髭(HiGE)”というグループ名に全く名前負けしていない男前な音がこのアルバムには詰まっている。(メンバー髭率はゼロだが)


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