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2011.02.27 Sunday

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2010.08.07 Saturday

フジロック’10のおもひで

♯FUJI10

フジロックから無事帰還して1週間が経とうとしています。

毎年参加を重ねるごとに思うことなのですが,もう40歳を目前にしたオヤジの体力的には,正直,キツイ。一度,体中の関節を外してしまって,はめ直したいぐらいに,もう関節という関節が痛い。特に腰が・・・。オレの腰はなんでこうもヤワなんだろう。常々「若さは恥」なんて言いながら,オヤジになることに喜びを感じる性格ではあったのですが,こうして肉体的な衰えを目の当たりにすると,フジロックの3日だけは若さを羨ましく思ってしまいます。もう,キャンプ泊の3日参戦はこの歳では限界なのだろうか。・・・なんて毎年思うのですが,来年もきっと同じことを繰り返しているのでしょう(笑)。

それにしても,今年のフジロックも,3日中,雨の不安を感じながら過ごすことになりました。フジロックに雨は付き物だ!,なんて出発前にはわかったようなことを言っていたのですが,やっぱり,雨は嫌。晴れがいいに決まってんじゃねーか。雨のバーカ。一体,フジロックの雨男は誰なんだろう。ていうか,97年の頃から大雨(というか嵐)に祟られていたことを考えれば,雨男が誰かは言うまでもないか(笑)。

ということで、のっけから,腰が痛いだ,雨が嫌だ,とほとんどフジロック初参戦組のようなネガティブ発言の連発で恐縮ですが,今年も,そんな愚痴なんて吹っ飛ばしてしまうぐらいに素晴らしいアクトをたくさん観ましたので,いくつかご紹介させていただきます。フジロック,やっぱりサイコー。

〔1日目〕
スーパーフライ(@グリーン)
今年は例年と違って,初日の序盤から観る必要がありまして(もちろん,アッシュ!),地方在住者の私は前日から東京入りを敢行。で,結果的に初っ端から観ることができました。当初,アッシュの前座(ファン方,すみません)ぐらいにしか考えていなかったこのバンドでしたが,いやー良かった。良いバンドでございます。ボーカルの人は只者ではないですね。いいもの,見せていただきました。ぶっちゃけ,アッシュより新鮮に感じてしまいました。

ザ・クリブス(@グリーン)
クリブスの根っからのファンである私ですが,そんな私でも,今回のクリブスはジョニーの一挙手一投足に釘付けになってしまいました。もちろん,ジャーマン3兄弟もいつも通り最高でしたよ。でも,ジョニー・マーの輝きは半端なかったです。スミス,再結成して。お願い。

ブロークン・ベルズ(@レッド)
今年出したデビューアルバムは本当に最高でした。そして,その素晴らしいサウンドをこのライブでも見事に再現してくれた内容でした。デンジャー・マウスのマルチの才能を実感したライブでもありました。

ザ・エックス・エックス(@レッド)
事前に単独公演に行かれた方の評判もいろいろ耳にはしていたのですが,個人的には凄く真っ当なライブで良かったです。レコードとは違った世界観がライブで構築されていたように思います。まあ,でも2回観たいかというと,そういう類の音ではないような気もします。

ブロークン・ソーシャル・シーン(@レッド)
やはりこのバンドの持つエネルギーには凄いものがありました。まさにプロ集団という感じで,ライブでその魅力を倍増させている感じでした。比較的単調なビートに,独特のグルーヴが宿る瞬間,何度も鳥肌が立ちました。今度は,アウトドアで観たいです。

!!!(@ホワイト)
今年もホット・パンツ姿で怪しい踊りを披露してくれた彼ら。新作がかなりミニマルなグルーヴ主体のサウンドだっただけにフジではどんなステージを見せてくれるか期待していましたが,やはり彼らはいつもながらに最高でした。私の記憶では,演奏した大半は新作からの曲だったような気がしますが,そんな彼らの姿勢からも,新生!!!のプライドみたいなものを感じました。とても新鮮な気持ちで楽しめた最高のステージでした。

〔2日目〕
22−20s(@レッド)
基本的にこのバンドが大好きなので,ライブも凄く楽しめました。しかも,新作からの曲がとても多くて,前日に観た!!!と同じように,「新しい俺たちの音を聴いてくれ」みたいな彼らの強い意志を感じるライブでした。

ジョン・フォガティ(@グリーン)
CCRが大好きな私としましては,38年ぶりの来日らしいこんな貴重なライブは観ないわけにはいきません。CCRからの曲もたくさん演ってくれたし,とにかく,エンターティナーとしてのプロ根性を見せつけられました。「FORTUNATE SON」が聴けたことは私にとって一生の思い出になりました。

MGMT(@ホワイト)
MGMT! 最高!! 
ということで,今年のベスト・アクト。
初めて観たのですが,意外とバンド的というか,真っ当なロック・バンド然とした感じだったのが驚きでした。ライブで聴くと特に思うのですが,やっぱり,2ndの曲が突出して良い。1stのサウンドはライブ演奏を前提としていない感じすらして,そういう意味で2ndから演った曲の方が純粋に身をゆだねられましたし,楽しめました。あ,でも,「KIDS」のカラオケは最高でした。

〔3日目〕
ヴァンパイア・ウィークエンド(@グリーン)
当初,ヴァンパイア・ウィークエンドにグリーンはキツいのでは?なんて思ったりしていたのですが,とんでもない。全然そんなことなく,思いっきり盛り上がっていました。意外とスケール感のあるサウンドを鳴らしてまして,こんな基礎体力のあるしっかりしたバンドだと思っていませんでした。悔むは,その後のホワイトのフォールズを万全な状況で観るために,個人的に一番大好きな曲「GIVE UP THE GUN」をしっかり聴けなかったこと。ホワイトに向かう道中,遠くであの名曲が鳴っていました。残念。

フォールズ(@ホワイト)
結論から言うと,可もなく不可もなくでした。というか,V・ウィークエンドを犠牲にして来たことを後悔してしまった感すらありました。悪くはなかったのですが,2ndの世界観を鳴らし切れていなかった。そんな中「SPANISH SAHARA」だけは良かった。いずれにしても,大好きなバンドだからこその期待感とのギャップが大きかった。

LCDサウンド・システム(@ホワイト)
とにかく,このジェームス・マーフィーという,ちょっとクマに似た風貌の,明らかにメタボなオヤジが,最高にカッコよかった。1曲終えるごとに,体力的にキツイのか「フゥ〜」なんて溜息をついたりして,でも,また次の曲のイントロが始まると,人が変ったようにパンクオヤジと化す。最高にカッコいいステージでした。

アトムス・フォー・ピース(@グリーン)
おそらく,今年フジに参加した人の多くがベスト・アクトとして挙げるであろう,我らがトム・ヨークの白熱のステージ。フリーに影響されたのか,微妙な感じのヘアバンドとタンクトップ姿(しかも気のせいか,あの色白のトムが小麦色に日焼けしているような・・・)で登場したトムが,フリーの鳴らす,これまでのレッチリでも聴いたことのないような異形ビートにあわせて,とにかく踊る踊る。正直,私は,踊るでもなく,ただただ口をポカ〜ンと開けて茫然と観ているだけでした。何か,今までに観たことのない新しいロックが誕生するのを目の当たりにしてしまった,そんな貴重な体験のできたステージでした。

こんな感じでしょうか。MGMTやヴァンパイア・ウィークエンド,そしてアトムス・フォー・ピース。この3組のステージが今でも脳裏に焼き付いています。特に,MGMT。フェスというマジックも影響しているとはいえ,あんなに多幸感に満たされたライブを観れたのは,いつ以来だろう。本当に幸せな瞬間でした。これがあるから,腰が痛かろうが,雨が降ろうが,また来年も来てしまうのでしょうね。フジロック,やっぱりサイコー。

2009.08.01 Saturday

フジロック’09のおもひで

♯FUJI09

先週の今日は,もうフジロックも2日目だったんだなあ。すでにあれから1週間が過ぎようとしていまして,今回も微妙に振り返りの時期を逸しつつある,中途半端なタイミングでのフジロックの回顧となります。

まず,今年のフジロックを総括しますと,「年寄りにはキツかったあ〜」です。
雨,雨,雨。WET,WET,WET。初日なんてほとんど1日中雨の,ドロンコ祭り状態でしたので,かなり萎えました。そんなこともあろうかと,今年はゴアテックスの完全防備で臨んだこともあり,雨による実害はほとんどなかったと言えばそうなのですが,でもやっぱり雨はツラかった。レイン・コートでフードを被ると,音が遮断されるし,年なのか知りませんが妙に肩がこります。もう,首筋,パンパン。いっそのこと,フジロック,8月に変更しませんか。サマソニの後ぐらいに。7月最終週では最近の梅雨は明けてくれんよ。

ということで,今年の3日間のアクトのうち,雨のコンチキショーにも負けず,楽しませていただいた方々を以下にご紹介させていただきます。

【リリー・アレン】
はい,単純に凄く可愛かったです。世の女性の皆様が彼女に夢中になる気持ちがよくわかります。日本でもっと売れなきゃいかんです。自分に年頃の娘がいたとしたら,あんなお姉さんになりなさいって教育します。楽しいライブでした。

【パティ・スミス】
もうフジロックお馴染みの大御所。こんなオバサン,世界中探しても彼女以外にいません。女版ニール・ヤングになりつつありますね。毎度のことながら,問答無用の貫禄のステージでした。

【オアシス】
直前のキラーズのキャンセルにより,個人的にはフランツとともに,今年のフジの目玉アクトとなった我らがオアシス。フジでの彼らのライブを観るのは今回で2回目ですが,やはり苗場の広大な会場での大合唱は気持ちいい。時々,自らの声の調子に苛立ちながらマイクにあたっているリアムの姿も,逆にリアムらしくて素敵でした。そして,お待ちかねのノエルによる「DON'T LOOK BACK 〜」。サビの部分は最初からノエルなしのオーディエンスの大合唱。あのねえ…,もうちょっとアンタが歌ってもいいんじゃないの。そして,最後は,お決まりのあの曲で終了。微動だにせずオーディエンスにガン飛ばすリアムの姿も15年前と変わっていません。やはりオアシスはオアシスだ。

【ジェット】
前回のフジもセカンド発売直前だったような気がしますが,今回も8月に発売予定の3rd『SHAKA ROCK』に先駆けてのフジ。いくつかの新曲も織り交ぜながらの安定したパフォーマンスで,会場の盛り上がりも相当なものでした。英国では,キングス・オブ・レオンが圧倒的な支持を集めていますが,日本はどちらかというとこのジェットの方が人気なのでしょう。新作が凄く楽しみです。

【忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラ】
泣いた。というか泣かされた。あの構成は反則でしょう。泣くなという方が無理です。
ということで,今年のベストアクトは,文句なしにコレです。だって,フジで,というか,ライブで涙したのは初めてですし。日高さんが「オレ,アガってんなあ〜。」とか言いながら,込み上げるものを押さえつつMCをする姿も,何か妙にグッときてしまいました。フジロックに出会えて本当によかったと心の底から思える瞬間でした。

【フランツ・フェルディナンド】
最高のパフォーマンスでした。このバンドもついにここまで来たんだなあと妙に感動してしまいました。特に3rdからの楽曲が素晴らしかった。1stや2ndの楽曲群とは,「踊る」という点において比べ物にならないほど充実していた3rdアルバムだっただけに,まさにライブには打ってつけという感じでした。しかも,「LUCID DREAMS」も演ってくれたし。11月に単独来日の予定のようですが,今のフランツを聴かないというのはたぶん大きな損失だと思います。マジで。
清志郎さんので泣かされていなければ,ダントツのベスト・アクトでした。

【80Kidz】
やはりフジロックのオーディエンスはわかっていらっしゃる。この島国にも,次のケミカルやダフトパンクやジャスティスになれる可能性を秘めた彼らのようなグループがいるのを知ってて,昼間にあれだけ濃密な時間を過ごしたにもかかわらず,こんな夜中にこれだけの人がレッド・マーキーに集まるなんて。ということで,大いに盛り上がりました我らが80Kidz。いつか彼らのことを誇りに思いながら,グリーン・ステージで踊れる日を楽しみにしています。

【ホーリー・ファック】
裏のトム・モレロの新バンドと迷った末,やはり今聴いておくべきはこちらだろう ということで,選んだホーリー・ファック。アルバムは未聴だったのですが,そんなことはお構いなしに楽しめたライブでした。まあ,バトルスと比較されてしまうのはやむを得ないところかもしれませんが,将来楽しみなバンドであることは間違いないです。

【髭(HiGE)】
フジロック再参戦。前回のフジ初参戦時は,毒舌家の須藤氏らしく,MCでフジロック(フジロッカー)に噛み付いたりしていたのですが,今回は妙に和やかでピースフルな雰囲気でした。このフジロックのピースフルなヴァイヴが,あの尖がりまくった須藤氏ですら丸くさせてしまうというのか。恐るべし,フジロック。髭ちゃんのライブはいつもながらに最高。やはり,今の日本ではベスト・バンドでしょう。どうかフジロックの常連組になってください。

【ウィーザー】
楽しかった。リバースの日本語も,ライブも最高。その前のフォール・アウト・ボーイを初めて観たのですが,ややもすると同じ「エモ」ということで括られてしまいそうなこの2つのバンド。やはり拠って立つところが根本的に違います。ウィーザーのこのローファイ感。音には感じないけど,パフォーマンスを観るとよくわかるこの投げやり(?)感。最高でした。

ざっとこんな感じでしょうか。悔やまれるのは,2日目の初っ端のザ・バースデイを見逃してしまったこと。というか,最近,フジロックのタイム・スケジュールすらほとんど目を通さずに,その都度,ほとんど行き当たりばったりで,観るアクトを決めてしまっていたので,バースデイのライブがあることすら知らなかった始末。アベ氏の訃報後のこのフジロック。バースデイ自体はアルバムを聴いたことはなかったのですが,このライブは観なくちゃいけなかったはずなのに…。

いずれにしても,今年もいろいろあったし生涯忘れることのできないフジロックになりました。今年もありがとう。来年もよろしくです。

2008.08.03 Sunday

フジロック’08のおもひで(その2)

♯FUJI08
イズント・エニシング
イズント・エニシング / マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン

では,フジで観た心揺さぶられたアクトを紹介させていただきます。

(たぶん,だいたい観た順です。)
【スプーン】
古くからのスプーン・ファンのくせに,初・スプーンです。噂に聞いていたとおり,かなり“ロックンロールな”ステージで,凄くカッコよかった〜。特に,「DON'T MAKE ME A TARGET」。これがとんでもなくロックでロールしてまして,今年のフジでの最初の“鳥肌”でした。 あと,何といっても日本ですから「MY LITTLE JAPANESE CIGARETTE CASE」はお約束。最高でした。ブリット・ダニエルもクールで素敵でしたね。

【トラヴィス】
コールドプレイとともに,ファンがいじめられるバンド,トラヴィス(笑)。
実は今回のフジでもかなり楽しみにしていたアクトの一つ。前回のフジでもそうでしたが,今回も期待どおりの心温まるアット・ホームな至福のライブとなりました。
突然の雨に,セットリスト順を変えての「WHY DOES IT ALWAYS RAIN ON ME?」。(お約束ですが,素直に嬉しかった!)
絶対一緒に歌いたかった超名曲「CLOSER」!(もちろん,オーディエンス大合唱(笑))
そして,もうすぐリリースされるニューアルバムからの新曲披露。(結構,ロック色が強い印象でした)
全く,飽きることのない充実したパフォーマンスは,さすがという感じ。
コールドプレイに負けていられないぞ!

【ザ・ヴァインズ】
始まる前までは,そりゃあ不安でしたよ。まず,無事日本に来るかどうか。そして,無事フジまで来るかどうか。そして,ちゃんと演奏できるかどうか(笑)。
全くもって,心配無用でしたね。最高でした。完璧でした。(というか,完璧に“ちゃんと”やりました(笑))
のっけから「HIGHLY EVOLVED」でスタート! で,いきなり新曲「HE'S A ROCKER」へと雪崩れ込む。もう,この怒涛の展開に早くも失禁状態(笑)。とにかく,クレイグ,絶好調。オーディエンスも最高潮。ヴァインズがマジになったらこれほどまでも凄いのか!と,あらためてこのバンドのポテンシャルの高さに感動してしまいました。「RIDE」や「GET FREE」が鳴らされた瞬間はマジでマーキーが揺れてたぞ。
以前,このマーキーで,ザ・ミュージックやアッシュが見せた神憑り的なパフォーマンスを思い出しました。圧巻の一言。

【マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン】
今年のハイライトでしょう,間違いなく。
もちろん,人生初のマイブラです。(もしかしたら,人生ラストのマイブラかもね)
仏頂面で,ニコリともしないケヴィンと,うっすらと優しい笑みを浮かべているビリンダ。ほとんどMCらしいMCもなく,ただひたすら美しい轟音を鳴らし続ける2人。特に,私はこのビリンダの佇まいにどうしようもなく惹かれてしまい,最初から最後まで彼女に釘付けでした。本当にこの人は美しい。歌う時以外はずっと「靴を見つめ」ながら,ひたすらギターを掻き鳴らしつづける姿を見て,この人のプロ根性というか,“伝説のバンド”としてのプライドのようなものを感じました。
そして,圧巻はラストの延々と続いた轟音。夜のフジの深い暗闇を轟音に染め続けた数十分間。(あれは,一体どれくらいの時間が経ったんだろう。本当に永遠に続くのではないかと思った。)ということで,フジが終わってからも,『LOVELESS』ばかり聴いています(笑)。今年のベストアクトは文句なしにコレ。フジに新たな伝説が生まれた瞬間でした。

【ザ・クリブス】
やっぱり最高でした,バンド3兄弟!
いつもながらに,ポップで,壊れてて(でも,演奏はいつも手堅い),ハラハラ・ドキドキのロックンロール・ショウでした。特にポップな傑作3rdからの楽曲が最っ高に弾けてました! こうなったらアルバム出すごとにフジに来てちょうだい! 次はいよいよグリーン・デビューか?

【プライマル・スクリーム(第1夜)】
3日目のプライマルは観れていませんが,少なくともこの2日目のプライマルは,凄く楽しいサービス満点のライブでした。とにかく,ボビーのご機嫌がすこぶるよかった。期せずして,今年のフジの“顔”となってしまい,その期待に精一杯応えようとしている雰囲気が伝わってきました。セット・リストは細かく覚えていないのですが(RAYさん,ごめんなさいね),とにかく,ヒット曲のオンパレード。やはり「ROCKS」やら「COUNTRY GIRL」はライブにもって来いの必殺ソングですね。グリーンが一体化してましたもの。あと,新作からの曲「CAN'T GO BACK(コレがオープニングでした)」,「BEAUTIFUL FUTURE」も物凄く盛り上がった。やはり今回の新作は人気が高いようですね。ですが,個人的に一番気持ち良かったのはやっぱりラスト(たぶんラストはず)の「MOVIN' ON UP」でしたね。マデリカ世代ですのね(笑)。何はともあれ,ボビー,お疲れ様。プライマル,ありがとう。

【アンダーワールド】
ハイ,鉄板のダンス・パーリィー。もう好きなだけ踊ってしまえ。楽しくないはずがありません。それにしても,このカールというオヤジ,未だにセンスがいいのかどうかわかりません(笑)。ギンギラギンな服着てました(笑)。

【フォールズ】
今年,最も注目していたアクト。個人的には,今年はこれを観にフジに来たようなものです(笑)。ホワイトのミスジェに後ろ髪ひかれながら,開演時間前にマーキーに来てみると,なにやら見慣れた小男がステージ上でギターをいじってるぞ。もしや・・・。何で,アンタがチューニングしてんのよ,ヤニス! 自分で鳴らす音は自分で確認しないと気が済まないのか? さすが,天下のデヴィッド・シーテックがプロデュースした1stを,その後,一部気に入らなかったからといって自分達で録り直すだけのことはある(笑)。
そうこうしている内に,いよいよ開演。ハッキリ言いまして,始まってからはほとんど踊り狂っておりましたので何をやったかよく覚えておりません(笑)。とにかくライブは,レコードよりも数倍凶暴化してる。演奏力も,そこら辺の半端なニューウェーヴ・パンク・バンドとはレベルが違う。ちょうど,雷雨の最中ということもあり,フォールズ・ファン以外の客も雨宿りで相当数いたと思うのですが,マーキーはかなり揺れてたと思う。(前の方にいましたので,後方の状況はよくわかりませんが・・)
圧巻は,何といっても「TWO STEPS TWICE」でしたね。もう,この曲はホント最高! 徐々に各パートが一体化していき,最後にとんでもないグルーヴが束になって押し寄せてくる。この曲は,ザ・ミュージックの「DISCO」級の原始グルーヴを放つ名曲です。
年甲斐もなく踊りすぎて汗だくになってしまい,結局,このフォールズでの疲労が,後の大雨の中での私の活動に,致命傷となってしまったのは皮肉な話ですが(苦笑),ザ・ミュージック以来,久々にガツンときた新人バンドのパフォーマンスでした。(ただ,熱烈な1ファンとしてあえて苦言を言わせていただくとすれば,グルーヴ勝負のバンドなのでもっとタイトな音が構築できればもっとカッコいいのに,という瞬間は何度かありました・・。彼らにはもっと上を目指していただく必要がありますのでね(笑))

ということで,今年のフジロックもいろいろとありましたが,もう来年のフジが楽しみになってきました。来年は誰が来るのでしょう。今年は,(思わぬ想定外の事象もありましたが)間違いなくブッキングミスがあったはずで,そのあたりは,スマッシュさんにもキッチリ反省していただいて,来年に臨んでいただきたいです。(今年の出演者がダメという話ではありませんので誤解なく。)

では,来年のフジロックでお会いしましょう!
2008.08.01 Friday

フジロック’08のおもひで(その1)

♯FUJI08
The Best of the Vines
ザ・ベスト・オブ・ザ・ヴァインズ / ザ・ヴァインズ

もう1週間経ちますので,ボチボチ今年のフジロックを振り返りたいと思います。

まずは,今年のフジロック,惨敗でした・・・。(個人的にフジロックは“闘”(笑)だと思って参加していますので。)
フジロック10年選手の自負があったのですが,今回のフジロックは完全に負けました・・・雨に。もう,3日目なんて,ほとんど,何も観れていません。一番楽しみにしてた日だったはずなのに・・・。

別に,雨具を持っていくのを忘れたわけではないんです。ただ,毎年のことなのですが,最終日は持って帰る荷物をなるべく軽くするために,不要な荷物は全部家に郵送してしまってから,参戦するんですね。で,3日目の朝は超快晴だったわけですよ。いくら山の天気は変わりやすいとはいっても,今日はさすがに降らんだろう。前日の夜,テントへ帰る道中,後ろを歩いていたカップルの彼氏が「なんか明日は結構降るらしいよ」なんて言ってたけど,何言ってんだろうね,あのバカップルは。全然ピーカンじゃん。ということで,雨具,バッチリ家に送ってしまいました。
果たして,3日目の私のいでたちは,テーシャツ1枚に短パン1丁のほとんど裸同然で参戦してしまったわけです。「フジロックは“闘”だ!」なんて,デ・ラ・ロッチャなことを言ってるくせして,全くの丸腰で戦場へ出向いたわけですよ・・。バカ!

ということで,午前中は何とかよかったのですが,昼過ぎあたりから急に辺りが真っ暗になり・・・。アッという間に大嵐・・・。恐るべし,まざーねいちゃーあーす。当然,裸同然の私は,大雨の中に捨てられた仔犬状態・・・。そんな状況で,ライブなど楽しむ余裕などあるはずもなく,サヴァイヴできすに早々に下山してしまったのでした。おまえは,伝説の'97年フジロックに参戦していながら,一体何を学んだんだ!情けない・・・。全くもってフジロッカー失格です。
結局,当初から鼻息荒く楽しみにしていたフォールズが皮肉にも私の今年のフジロックの,ホントのトリになってしまったので,観れてないんです,フューチャーヘッズも,CSSも,プライマル第2夜も,そしてそして,ザ・ミュージックも(悲)・・・。

そんな訳で,いつも以上に限られたアクトしか観れていませんが,その中でも,心揺さぶられたアーティストをレポートさせていただきやす。(つづく)
2007.08.04 Saturday

フジロック’07のおもひで

♯FUJI07
Live!Live!Live!
ライブ!ライブ!ライブ! / !!!

フジロックから早1週間。ほったらかしていた仕事に追われていましたが,やっと今年のフジを振り返れそうです。

さて,今年のベストアクトは?

だいたい,観る前からベストアクトになるであろうアーティストは決まっている。
まず,そのアーティストが大好きであること。期待値が高いから,その分ショボいと反動で失望も大きくなるケースもあるにはあるが,無難なパフォーマンスを披露してくれさえすれば,そりゃあもう,ベストアクト決定!!
よくぞ,俺の期待に応えてくれた。ありがとう。やっぱりオマエらが最高だっていうオレの眼に狂いはなかった。
→オレってエライ・・・という結論にしたいのだ,結局のところ。

で,今年のフジ。
以前,本ブログで「今年のフジは!!!とMIKAで決まりです」なんて書いた記憶があるが,個人的にはまさにそのとおりとなった。

!!!
もう,無敵です,!!!!(4番目はビックリマークね)
まさに,ダンスダンスダンス!
パーリィーパーリィーパーリィー!(パーティーね)
キルキルキル!
やはりアメリカ合衆国という国には,とんでもないブッ飛んだ奴がいますね。
ということで,快楽と狂気が渾然一体となった彼らのステージは,彼らの知名度からするとややキャパがデカすぎるかと思ったりしていたグリーンを,完全に狂乱パーティーと化した。問答無用のベストアクト!!!(3つともビックリマークね)

MIKA
そもそも,フジロックはロックオタク達のディズニーランドみたいなものだと思っている。
ヒッピー達の非日常な夢のワンダーランド。
だから,MIKAのファンタジックなステージがハマらないわけがない。
しかし,これほどまでに幸せな気持ちにさせてくれるとは。もう,ヘッドライナー級の盛り上がりようでしたね。ホント凄い新人だよ。

この2組以外にも今年のフジロックはいつも以上にいろいろ観ましたので,グッジョブだった人たちをいくつかピックアップしてみました。

キングス・オブ・レオン
真ん中がディカプリオ,向かって右にはジョー・ペリー,左にはベックちゃん。ってな感じで,従来の薄汚いモサ男がすっかり爽やかな色男に変わっている。しかし音は変わらず野蛮なグルーヴを生み出していた。

アッシュ
やっぱり彼らは何度観ても最高だね。3人になってもアッシュはアッシュだった。

ザ・ピジョン・ディテクティヴズ
元気が良くてよろしい。やっぱり楽曲がすごくいいからここまで盛り上がるんだろうな。
MIKAを例外とすれば,新人組のベストアクトに入ります。

ザ・シンズ
こうゆう地味だけど誠実なバンドこそ,もっと評価されるべき。音楽に対する愛がビシビシ伝わってきた,感動的なライヴでした。

カイザーチーフス
胡散くせー。でも最高。この軽さが堪んないぞ。良い意味で,個人的な期待値とのギャップが最も大きかった。

他に,キュアーもケミカルもファウンテインズもCYHSYもみんな素晴らしいパフォーマンスでした。

ちなみに・・・
今年のフジロックで心残りだったこと。
.瀬潺▲鵝Ε薀ぅ垢猟樵阿離ャンセル・・・。ショックだった。。。はっきり言ってミューズがダメな私はキュアー待ちの間すごく暇だったぞ。
■夏目の真夜中のレッド。踊り狂うつもりが,やはり30半のオッサンにはキツかった。腰がね,もたないのよ。フジ前,ジャスティスであれだけ盛り上がっていたのにね。テントで爆睡してしまいました。ジャスティス,ごめん。

しかし,もう来年のフジロックが待ち遠しくなってきた。昔はサマソニにも参加していたのですが,年にたった1度のフジの渇望感を増幅させるためにも,最近はサマソニに行くのをやめてしまい,フジ1本の私にとって,あと
358日は長すぎるぞ〜。

では,来年も苗場でお会いしましょう。
2006.08.05 Saturday

フジロック’06のおもひで

♯FUJI06
Daydream Nation
デイドリーム・ネイション / ソニック・ユース

フジロックからもう1週間経とうとしている。

フジロックは第1回天神山から参加し,やむを得ない事情がない限りは必ず参加してきた。あらためて数えてみたら今年で7回目の参加になる。フジロッカーとしては,まずまずの参加率だろう。

いつもキャンプ参加なので,正直,歳をとるごとに3日間のドップリ参加は少々キツく感じてきている。観たいバンドをアレコレ歩き回って観ることもほとんどなくなった。最近は,すっかり「グリーン⇔レッド(時々,メシ)」という流れが定着してしまい,フジロッカーとしては,かなり軟弱コースに終始している。もう,ロックを聴くには歳をとりすぎたかと思う瞬間もなくはない。正直,3日目でお腹一杯になり,多少家に帰りたくなる。いつもは,電車等の移動時間は常にウォークマンを耳に当て,音楽を聴いていないとダメなのだが,フジロックの帰りの新幹線では音楽を聴きたいと思わない。それぐらい,濃密な3日間なのだろう。

でも,毎年のことなのだが,フジロックが終わって現実のサラリーマン生活に戻って3日もすると,もう苗場の自然と音楽が恋しくなってしまう。来年のフジロックが待ち遠しくなるのだ。この繰り返し。この感覚は,何歳になっても変わらない。そして来年も再来年もきっと7月の終わりは苗場にいるだろう。

さて,前置きが長くなったが,今年のフジロック。
今年も,例外なく,主にグリーンとレッドしか観ていない。今年のレッドは個人的な印象として,ちと弱いアクトが多かったような気がする。良いライブはいろいろあったが,特に印象に残ったものだけ書いてみた。

クリブス
噂では聞いていたがこんなにラフでカッコいいバンドだとは。リバ最高。クリブスも同じくらい最高。

ウルフマザー
やはりコイツらは正真正銘のロックバカだった。ぶっとい最強の3ピースロックバンド。断固支持!

モーサム
邦楽組は,洋楽リスナーが大半のフジロック客を前にかなりアウェイだと思うが,モーサムには関係ない。完全に洋楽アクトを食っていた。うれしい。

ハイヴス
真のエンターテナーですな。サマソニで観たとき以上に,客と一体感があってホント楽しかった。

ソニック・ユース
レッチリファン(レッチリのためだけに来たファン)は,キョトン状態でしたが,最高でした。これが20年選手の鳴らすロックです。

以上

これだけしか書いていないと,本当にフジロック行ったのかお前?何観てきたんだ?と言われそうなので,レッチリ,電気,ラカンターズは無難に良いライブをしていたことも言い添えておきます。

さて,件の「ストロークス@苗場グリーン」問題ですが。
あえて,グリーンの後方で,客観的に観てみました。
ジュリアンもかなりファンを意識して,盛り上げようと奮闘していましたが,逆にその姿が痛々しく感じたのも事実。やはり,苗場のグリーンは彼らの魅力を最大限引き出す環境ではなかったということだろう。私の大好きなストロークスの音楽を聴く場所はここではなかった。

では,来年も苗場でお会いしましょう。

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