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2011.02.27 Sunday

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2007.10.12 Friday

時代と寄り添えなかった才能

♯178
Never Loved Elvis
ネヴァー・ラヴド・エルヴィス / ザ・ワンダー・スタッフ

90年代前半。ロックが80年代という内省の季節を終えて再び“外”へ向けて転がり始めた頃。私もちょうどその頃から一人暮らしの学生生活を始め,アルバイトで小遣いを稼いでは稼いだ分だけCDを買うという,今思うと夢のような時期でした。そういった環境にあったため,とりわけ90年代初期に活躍したアーティストには強い思い入れがあります。

ザ・ワンダー・スタッフ!!

80年代後期にデビューした彼らは,93年の「CONSTRUCTION FOR MODERN IDIOT」まで,4枚の素晴らしい作品を残すも,解散。その後,00年に入り,突然の再結成ライブを行い,昨年には通算6枚目のオリジナルアルバムをリリースするなど,再び活動を再開している。

80年代末から90年代前半にかけて,イギリスでは,マンチェ,シューゲイザー,アシッドハウス,さらにはブリットポップと目まぐるしくシーンが移り行く中,オーソドックスなギターロックをベースに,フィドルなどのトラッド要素を大胆に取り入れた彼らの鳴らすグルーヴは,当時から唯一無二のものでした。そんな異色な存在であったが故に,当時シーンの蚊帳の外に置かれ続けた彼らは,バンドの最も脂の乗っていた時期に十分な評価を得ることなく,解散してしまいました。(あくまで個人的な思い入れですが)シーンの喧騒に翻弄され続けたマイルス・ハントという才能は,時代さえ噛み合っていれば,トム・ヨークやデーモン・アルバーンになれた才能だと思っています。

本作は,初期のどちらかというとオーソドックスなギターロックから,前作で足がかりを掴んだトラッド方向へ大きく舵を切った転機作にして代表作(3rd)。
M4「WELCOME TO THE CHEAP SEATS」は,90年代ギターロック屈指の名曲です。


2007.04.27 Friday

ウドーの伝説

♯137
フーズ・ネクスト+7
フーズ・ネクスト / ザ・フー

フェスバブルらしい。
フェスバブルのため,ピンでのライブ集客が悪いらしい。

今から10年ほど前にフジロックという夢のようなイヴントが開催されることを知ったときの興奮を思い出す。ベックが,レッチリが,フーファイが,レイジが,一度に観れるなんて,当時,遠い海の向こうで行われていたグラストンベリーやレディングの様子を垂涎もので見ていたロック少年にとって,盆と正月とクリスマスと誕生日が1度に来るぐらいの喜びだった。あの頃のトキメキが懐かしい。

それが今はフェスバブルである。一度,幕の内弁当を食べちゃうともう卵焼き弁当なんて食べれなくなる。違う幕の内弁当に箸を付けたくなる。しょうがない。
そんな新しい幕の内弁当として作られた大人向けの弁当はもう生産中止なんてことになっている。ウドーフェスってホント何だったのだろうか。

我らがザ・フーの最高傑作。「我らが」と言いながら,実はザ・フーに関しては1stと本作は大好きなのですが,「トミー」や「四重人格」といったコンセプト作はあまり聴きません。本作は,元々「トミー」に続くロックオペラ第2弾「ライフハウス」が頓挫して生まれた奇跡の傑作。冒頭曲「ババ・オライリィ」のシンセサイザーの響きは今聴いても不思議なくらい風化とは無縁の響き。「バーゲン」「無法の世界」ほか名曲満載。

しかし,ザ・フーは何故ウドーフェスだったのだろう。
2006.11.10 Friday

次世代のREM

♯83
ヤンキー・ホテル・フォックストロット
ヤンキー・ホテル・フォックストロット / ウィルコ

アンクル・テュペロの頃から,一応聴いていた。そんなに熱心なファンではなかったが,所謂オルタナ・カントリーという括りの中で聴いていたと思う。ジェイホークスとかロッキン・バーズとか。
ウィルコになっても,引き続き追っかけていた。「BEING THERE」とか,輸入版でも結構話題になってそれなりに好きだった。だが,私にとってウィルコを大好きになったのはこのアルバムからだ。

このアルバムでは,奇才ジム・オルークを迎え,従来の所謂オルタナ・カントリーから方向転換を図った問題作(ということらしい)。
ハッキリ言って,何が問題作なのかわからない。私にとっては,ウィルコの最高傑作。音の数がグッと減って,隙間で聴かせる感じが,いかにもジム・オルークらしいグッジョブ。
いずれにしても,楽曲自体が名曲だからこれだけの作品に仕上がるのね。
2006.07.17 Monday

爆音でお楽しみください

♯51
エレファント
エレファント / ザ・ホワイト・ストライプス

最新作「GET BEHIND ME SATAN」は,ホワイト・ストライプスがそこいらの単なるガレージバンドとは百万光年離れた特別なバンドであることを証明するのに十分すぎる会心の傑作であった。もう誰も彼らをガレージ云々の文脈で語ることはないだろう。

本作はホワイト・ストライプスの評価を不動のものにした名盤4th。
本作で鳴っているジャックのギターにはこれぽっちの迷いもない。ネガ?ポジ?そんなションベン臭い自意識など微塵も感じられない圧倒的な音。
制作期間たったの2週間,一発録り。このレコードには余計な不純物が一音たりとも入っていない。ロックに必要なものは,すべてここにある。


2006.06.15 Thursday

真剣30代しゃべり場(テーマ:1stと2nd)

♯35
ピンカートン
ピンカートン / ウィーザー

「1stと2ndのどっちが傑作か」論争に必ず挙がるアルバム。
古くはドアーズのそれ。少し前ではオアシスの1stと2nd。最近ではリバティーンズ。そして,ウィーザーの所謂“青版”1stとこの2nd。(ロックオタクのこういうどうでもいい論争は,一般の人から見ると某局の真剣10代しゃべり場ぐらい寒いんだろうな。)
個人的には「BUDDY HOLLY」という超必殺ソングが収められている1stも捨て難いが,この2ndの完成度にやはり軍配が上がる。90年代のロック史に燦然と輝く名盤。
余談だが,何か(スペースシャワーTVだったと思う)の番組で,中村一義が本作をフェイバレットに挙げていた。
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