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2011.02.27 Sunday

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2008.11.22 Saturday

若いって,恥ずかしくも素晴らしい。

 ♯228 ハッツ・オフ・トゥ・ザ・バンカーズ / ザ・ヴュー

ザ・ヴューのニュー・シングル「5 REBECCA'S」はもう聴かれたでしょうか。
かなりオアシスっぽい雰囲気もあったりして,いよいよ敬愛するギャラガー兄さん達の歩んだ道を目指していく覚悟を決めたのでしょうか。そう思わせるほど,バンドとしてのスケールアップを感じさせる曲に仕上がっています。

ニュー・シングルを聴いた影響もあってか,久々に引っ張り出して聴いています昨年年初にリリースされた彼らのデビュー・アルバム。昨年の個人的ベストアルバム(ベスト5)に選ばなかったことを今更ながらに多少後悔している,そんな傑作であります。

これほどまでにデビューアルバムらしいデビューアルバムはそうはありません。
猛烈に無邪気で青臭く,ヤンチャで荒削りなサウンド。スーパーグラスの,ザ・ヴァインズの,懐かしいところではホワイトアウト(懐かしいすぎる・・・,というか誰も覚えていない?)の,近い世代ではレイザーライトやザ・クークスのデビュー・アルバム。これらの作品と肩を並べるほどの瑞々しさを湛えた傑作デビューアルバムです。とりわけ,シングル・カットされた「WASTED LITTLE DJ'S」と「SUPERSTAR TRADESMAN」の2曲が群を抜いて素晴らしい。アルバムを通して言えば,粒ぞろいの楽曲が揃ってはいるものの,正直,多少冗長な感も否めないのですが,そんな未完成な部分も含めて,デビュー・アルバムらしくて素晴らしい。

来年リリース予定の2ndアルバムは彼らにとってきっと勝負作になることと思います。どんな成長を見せてくれるか,今から期待して待つことにしましょう。

2008.03.28 Friday

パフィーの亜美ちゃんにも曲書いてます。

♯215
In the Presence of Greatness
イン・ザ・プレゼンス・オブ・グレートネス / ヴェルベット・クラッシュ

90年代前半におけるギターポップの名作は,このブログでも何枚か紹介してきましたが,このバンドも忘れてはいけない重要なバンドでした。ヴェルヴェット・クラッシュ。

彼らの1st(本作)と2nd(「TEENAGE SYMPHONIES TO GODS」)はいずれも名作で,2枚とも大好きなアルバムでした。当時活躍していたギターポップ・バンドといえば,英のティーンエイジ・ファンクラブに,ユージニアス,BMXバンディッツ,米のマシュー・スウィートに,ポウジーズ,レッド・クロス,そして,このバンド。(他にも色々いましたけど,割愛。)
彼らの場合は,アメリカのバンドらしく,甘い中にも多少乾いたカントリー要素も入ったりして(そのあたりはマシューも同様),バーズあたりが好きな人には堪らないバンドだったように思います。

彼らの名作1stと2ndのどちらを紹介するか,かなり迷うところではありますが,今回は,我らがマシュー・スウィート先生プロデュースのもと,眩いばかりのグッド・メロディーを炸裂させている1st('91年)をピックアップしました。(ちなみに上のジャケはオリジナルとは異なるものですが,オリジナルもこれに負けず劣らずかなりダサいジャケですので気にしないで下さい。(笑))

それにしましてもM6の「BLIND FAITH」はなんて名曲なのでしょうか。久々に聴いてみても,あらためて込み上げてくるものがあります。いい歳して,ちょっとウルッときそうになりました(笑)。この問答無用の切ないメロディーは反則です。

本作よりカントリーテイストが増した2ndも傑作ですので,そちらも是非どうぞ。(ジーン・クラーク作(ディラード&クラーク)の名曲「WHY NOT YOUR BABY」が最高です。)




2007.08.14 Tuesday

ロックのもう一つの楽しみ方

♯162

ロック秘宝館 / ヴェアリアス・アーティスト

ロックをリアルタイムで体験できる範囲は世代によって違います。私の場合は,70年代初めの生まれなので,思春期に出会うロックは80年代半ばからでした。よって,60年代や70年代のロックは当然ながら追体験となるのですが,その追体験の方法によって,出会えるロックの数は人によって全く異なってくると思います。

本作は,私のロックの世界を広げてくれる大きなキッカケとなったオムニバス盤。
その名も「ロック秘宝館」。和田ラヂヲ先生によるジャケットがすこぶるロケンローなこのCDは,ロッキング・オンが編集し,WEAより'94年にリリースされた,かなりマニアックなオムニバスです。

本盤に収められているのは,ロック史にその名が燦然と輝くロック・グレイツ達の所謂「定番曲」ではなく,誰も知らない隠れた名曲の数々。まさに秘宝です。しかも,すべての曲は当時ロッキング・オンの一編集者だった田中宏明氏によるセレクションで,ほとんど彼のマイ・テープ状態なものをオフィシャルにリリースしたというトンデモナイ代物なのです。

しかし,このオムニバスは60年代,70年代のロック追体験者の私にとって,もう一つのロックの楽しみ方を提示してくれたとても影響大な一枚でした。60年代,70年代ロックをリアルタイムで体験したオヤジ達の「まずこれを聴いてからあれを聴け,こっちが好きと言うならあっちを好きと言っちゃダメ」的なロックの歴史的蘊蓄に捉われることなく,60年代も90年代も並列に聴き,とにかく1曲でも良い曲に巡り合うこと。このロックの楽しみ方は,まさにインターネット時代における所謂「ロングテール」な聴き方そのものであり,本CDはそういった楽しみ方をいち早く提示したオムニバスといえるのではないでしょうか(言い過ぎ?)。

いずれにしても,このCDがなければ,アソシエイションやラヴ,アラン・トゥーサン,フィル・オークスといったアーティストに出会うのはもっと先になっていたと思います。これをキッカケに私の名盤発掘のCD屋巡りの旅が始まったのはいうまでもありません。
2007.03.01 Thursday

いくつかの超名曲がもたらす不都合

♯119
アーバン・ヒムス
アーバン・ヒムス / ザ・ヴァーヴ

90年代のUKシーンを象徴するような1枚。オアシスよりもオアシスっぽい1枚。
ブリットポップにとっての,そして,ザ・ヴァーヴにとっての最後の輝き。

あえて率直に書かせていただきますと,アルバム通しでの本作の完成度は,必ずしも「デフィニトリー・メイビー」や「モーニング・グローリー」を凌ぐものではないように思います。ですが,1曲目の「ビター・スウィート・シンフォニー」はザ・フーの「ババ・オライリー」に匹敵する世紀のアルバム冒頭曲だと思いますし,その後に続く「ソネット」や「ドラックス・ドント・ワーク」のアコースティック調のナンバーは,“ジギー”の頃のD・ボウイを連想させるほどの普遍性の高いロック・クラシックです。はっきり言ってこの3曲があるだけでも十分本作を名盤たらしめています。

とにかく,いくつかの楽曲が途轍もなく名曲であるため,アルバム1枚を通して聴くと,標準的な楽曲が駄曲に聴こえてしまうという,ちょっと損をしているアルバムです。

2007.02.04 Sunday

胸が高鳴る「あの感覚」

♯112
ハイリー・イヴォルヴド
ハイリー・イヴォルヴド / ザ・ヴァインズ

ザ・ビューのデビューアルバムが素晴らしい。音楽的に新しいことは何一つ提示していませんが,いかにもデビュー作らしい瑞々しさで溢れています。そして,何より曲が圧倒的にポップ。△痢SUPERSTAR TRADESMAN」なんて,ここ最近こんなに胸が高鳴るシングルがあったでしょうか。
・・・と,ザ・ビューのことばかり書いてしまいましたが,ザ・ビューの新譜を聴いてて,あの時の感じを思い出したので紹介します。ザ・ヴァインズのデビュー作。

このアルバムも,1stアルバムにしかない無邪気さと瑞々しい輝きで溢れています。そして,ポップなメロディを持つ楽曲たち。当時,どうせNMEのハイプで,単なるストロークスの二番煎じだと思い,個人的には全くノーマークだったのですが,蓋を開けてみるとビックリ。それからはCDケースが手垢まみれになるくらい聴きました。
その後,この傑作が彼らの大きな重荷となり,ニルヴァーナとカートを敬愛するクレイグは皮肉にも彼らの「NEVERMIND」以降の苦悩も共有することに。

デビューアルバムは,真っ白のキャンバスに自由に描くことを許された最初で最後の唯一の自己表現の場であり,その描いた絵は多かれ少なかれ,そのバンドに一生付き纏うことになる呪縛でもある,そのことを他のどんな1stアルバムより如実に証明する傑作です。
2006.12.22 Friday

ロックの奇跡

♯99
Astral Weeks
アストラル・ウィークス / ヴァン・モリスン

99枚目。今日も超名盤でいきます。

ヴァン・モリスンのソロ2作目。1968年の作品。
ヴァン・モリスンはどちらかというとロック畑というより,ジャズ的な音楽性の強いアーティストとして認識されているのかもしれない。本人も,本作をロックのレコードとして扱ってほしくないらしい。しかし,皮肉にも,本作はロック史に残る屈指のマスターピースとして評されることが多いし,私もそう思っている。
とにかく,ヴァン・モリスンのヴォーカルが凄まじいほどディープでソウルフル。試しに本作の「BESIDE YOU」や「THE WAY YOUNG LOVERS DO」を聴いてほしい。これが,弱冠23歳の声なのである。有り得ない。一体,何を食って育ったら,こんなディープ・インパクトな歌を歌えるのであろうか。

たったの2日間で吹き込んだこのレコードは,40年弱の歳月を経ても輝き続ける名作となった。ロックにはこうゆう奇跡が時々起こるから面白い。
2006.04.28 Friday

静脈の流れる音

♯3
The Velvet Underground
ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド / ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

ヴェルベッツの1stから3rdのどれが好きかでその人の音楽嗜好が大体わかる。
私は断然この3rd。静寂の中で時折のぞかせる狂気。アート性の強いポップな1st,前衛的な音響系2ndに比べると,一聴すると地味だが,賑やかだった以前の作品では聴こえなかったルー・リードの吐息までもが聴こえる裸のレコード。ちなみに本作からジョン・ケール不在。

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