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2011.02.27 Sunday

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2008.11.24 Monday

コステロが惚れた才能

 ♯229 モア・アドヴェンテュラス / ライロ・カイリー

ジェニー・ルイスのソロ2作目『ACID TONGUE』が凄く良い!
今や「ライロ・カイリーのジェニーちゃん」ではなくなってしまって,すっかり一人立ちしてしまいつつあるご様子ですが,まあそうは言いましてもこのバンドの作品をご紹介せずして,ジェニーちゃんの新譜はご紹介できないでしょう。

ということで,ライロ・カイリーの傑作3rd。
昨年リリースされた彼らの4thアルバム『UNDER THE BLACKLIGHT』(これも傑作!)が結構話題にもなっていましたので,既に日本でも知名度がアップしつつあるようですが,簡単に彼らの紹介をさせていただきます。

LAで98年に結成された4人組。これまでに,『TAKE-OFFS AND LANDINGS』(01年),『THE EXECUTION OF ALL THINGS』(02年),そして本作を04年に,その後ジェニーのソロを挟んでの昨年の4枚目と,これまでに4枚のアルバムをリリース。中心人物である紅一点ヴォーカルのジェニー・ルイスは,ギターのブレイク・セネットとの共作も含み,バンドの楽曲の大半を手掛ける才女で,過去には子役としてテレビ番組にも出演していたという異例の経歴の持ち主でもあります。そんな彼らが鳴らす音楽は,所謂“オルタナ・カントリー”的な哀愁を帯びたアコースティック/ギター・ロック。ジェイホークスやアンクル・テュペロ〜ウィルコ,ライアン・アダムスあたりの音楽が好きな方にお薦めの,シンプルながら“良い曲”を聴かせてくれるバンドです。

彼らのメジャー・デビュー作でもある本作は,何といいましても,突き抜けるような激ポップ・チューン
「PORTIONS FOR FOXES」(激名曲!)が収録されているということもあって,個人的に最も好きな1枚であり,彼らの作品の中でも非常にポップ度が高い傑作です。この作品あたりからジェニー・ルイスが単独で手掛ける楽曲も半数近くを占めるようになり,完全に彼女の才能が開花した作品でもあります。

昨年リリースされた4thアルバムは,新たにソウルやゴスペルの影響もうかがわせるなど,もはやジェニー・ルイスという才能が,“オルタナ・カントリー”という括りに完全に収まりきれなくなってしまったを証明した傑作となりましたが,それに続くソロ作『ACID TONGUE』が・・・。これまた素晴らしい。コステロでなくとも惚れるよ。

2008.10.07 Tuesday

新譜リリース真っ盛りの中,唐突ですが旧譜を一枚・・・。

♯227 ラモーンズ / ラモーンズ
 
オアシスも,キングス・オブ・レオンも,既に出ちゃっていますが,未だにどれも未聴という体たらく(悲)。いうことで,お気に入り新譜紹介はもう少しお休みということで,本日ご紹介しますのは,久々に取り上げます「歴史的ド名盤」でございます。

ラモーンズの歴史的傑作デビューアルバム,76年リリースの『RAMONES(ラモーンズの激情)』。
ラモーンズのアルバムで持っているのは,1st〜3rdとフィル・スペクターがプロデュースした5枚目だけなので,あまり熱心なラモーンズ・ファンとは言い難いかもしれませんが,私のロック魂に火をつけてくれたU2だって,ニルヴァーナだって,レッチリだって,みんなラモーンズが存在しなければ存在しなかったかもしれないバンド達ですので,そういう意味で,直接的ではないにしろ,好きなアーティストを通じて間接的に影響を受けたバンドとしては,ビートルズに次ぐバンドなのかも知れません。

20年間,進化らしい進化もなく,3分足らずのバブルガム・ポップ・パンクをひたすら鳴らし続けた偉大なる金太郎飴バンド,ラモーンズ。77年のピストルズ以降,新しい音を躍起になって模索し続けてきた数多のバンド達を尻目に,ハナから変わることなど興味のなかった,そんな彼らのアティテュードを見ていると,ザ・クラッシュもトーキング・ヘッズも,レディオヘッドも,みんな間違っているように思えてくるから不思議です。

ラモーンズの初期3枚はどれも傑作で,特に本作と3rd『ROCKET TO RUSSIA』は甲乙付け難い名盤ですが,瑞々しいばかりの「初期衝動」が命一杯詰まった本作(ある意味「初期衝動」だけで20年間勝負し続けたようなバンドですが(笑))が,やはり彼らの金字塔でしょう。

ロックが悩んだら必ず帰ってくる,「ロックンロールの本質」のみが詰まった,そんな原点のような1枚。

2008.05.25 Sunday

“才能”の蛇口が壊れてしまった天才

♯220
Gold
ゴールド / ライアン・アダムス

'00年代を代表するUSのミュージシャンといえば。

ジュリアン・カサブランカス。
ジャック・ホワイト。
コナー・オバースト。

そして,ライアン・アダムス。
気まぐれ屋で,時に無鉄砲,その一方で,凄く繊細で傷つきやすいガラスのような心の持ち主。

これまでもライアンは,何かと“お騒がせ男”でした。
あるライブでは,客に“ブライアン・アダムス”と野次られ,頭にきた彼は,わざわざ客電を点けて,その客を見つけ出し,チケット代を渡して締め出したそうです。(ライアンは,別にB・アダムスと不仲ではないようです。シャレのわかる彼は,B・アダムス本人に,自らのビデオクリップに出演依頼をしたことがあるらしい。)
またある時は,自分の作品を酷評するレビューを書いたライターに対して,自宅にまで電話をかけ留守電に怒りのメッセージを残したり,あるいは自分のライブにそのライターを無理やり呼びつけて強引に聴かせようとしたり(汗)。

これも有名なエピソードですが,ストロークスの1stアルバムをいたく気に入った彼は,アルバム『IS THIS IT』1枚を丸ごとカヴァーし世間を騒がせたり,あるいは,友人の死から触発されて創ったアルバム『LOVE IS HELL』をリリースしようとしたところ,レコード会社に「暗すぎる」とダメ出しされたため,これみよがしに,いかにも大衆受けしそうなキャッチーなロックンロール・アルバム(しかも1曲目のタイトルが「THIS IS IT」だから,手に負えない(笑))を,急ごしらえでリリースしてみせたり。(本作は賛否ありますが,私はこれはこれでライアンらしい好きな作品ではあります。)
近年は,1年間に3枚のアルバムをリリースするなど,相変わらず気の向くままに,自らの才能を垂れ流し続けているライアンですが,こうした彼の気まぐれさと反骨精神は,往年のニール・ヤングに譬えられることもあるようです。

本作は,そんな天才ライアン・アダムスの名を全米中に知らしめることとなった初期の傑作『ゴールド』('02年の2nd)。本作のタイトルは“ゴールド・ディスク”にかけて,本人が皮肉を込めて付けたものらしいですが,ニール・ヤングの作品に譬えるなら,同じく“ゴールド”の付くあの歴史的名盤『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』のような位置づけになる作品だと(あくまで個人的にですが)思います。

1stと同様イーサン・ジョンズによるプロデュースの本作は,アコースティックの弾き語り中心だった前作とはうって変わって,エレクトリックなバンドサウンドを主体とした作品となっており,これまでに彼が影響を受けてきたあらゆるロック・クラシックをそのまま1枚の盤に封じ込めたかようなオーセンティックなロック・アルバムです。聴いていると,ホント,グラム・パーソンズの生まれ変わりじゃなかろうかと思う瞬間もあり,パーソンズと親交の深かったキースが彼の大ファンだというのは凄くわかるような気がします。(ライアンにイーサンを紹介したのも,キースらしい。)どこを切っても,良い曲ばかりでお勧めなのですが,その中でも聴くたびに胸を締め付けられるのがM7の「WHEN THE STARS GO BLUE」です。とりわけ,名画「タクシー・ドライバー」のトラビス(R・デニーロ)さながらに,ライアンが,汚れたニューヨークの街を徘徊するタクシードライバーに扮するビデオ・クリップが最高です。

いまどき時代遅れの破天荒なロックンロールライフを地で行く男,ライアン・アダムス。
彼が今後,どれだけ世間を騒がせ,いったい何枚の傑作と問題作をリリースするかはわかりませんが,同じ世代に生まれた1ファンとして,彼のジェット・コースターのようなロックンロールライフに付き合っていくことも悪くないような気がします。
2008.03.20 Thursday

ロックンロールの亡霊

♯213
Don't Tell a Soul
ドント・テル・ア・ソウル / ザ・リプレイスメンツ

今日ご紹介するバンドは,米国ミネアポリス出身のザ・リプレイスメンツという最高のロックンロールバンドです。

このザ・リプレイスメンツ(名前の意味は“後釜”,“代用品”の意味)というバンドのアルバム・デビューは,'81年。あの米国ハードコア・パンクの雄,ハスカー・ドゥと同郷(奇しくもアルバム・デビューも同じ年)であり,初期の彼らが鳴らしていた音も,ハスカー・ドゥと同様,ハードコア・パンクでした。

そんな彼らもアルバムを経るごとに,シンプルでメロディアスなロックンロール主体の楽曲が多くなり,より多くのファンを獲得していくことになります。80年代半ばには,満を持してのメジャー・デビューを果たし,当時のメディアにおいても“80年代最後の偉大なバンド”として,R.E.M.に続きブレイクを果たすであろう最重要バンドと目されていました。そんなメディアの期待に応えるかのように,85年のメジャーデビュー以降,良質な作品を発表し続けるも,(一部の評論家や熱心なファンには高い評価を受けたものの)それほど大きな成功を手にすることなく,'91年,解散することとなりました。

本作は,これまでの作品がどちらかというと前のめりの武骨なロックンロール中心だったのに対し,深みのある内省的なバラードも聴かせてくれる,彼らのアルバム中,最もメロウな傑作('89年通算7作目,メジャー3作目)です。日本でも国内盤がはじめてリリースされた作品(私がこのバンドと初めて出会った作品でもあります)で,レコード会社としてもこれで世界的な飛躍を狙っていたに違いない作品です。今聴いても,いたってシンプルなロックアルバムであり,愚直なまでにストレートでわかりやすい,典型的なアメリカン・ロックです。こんな“アメリカン・ロックの良心”のようなバンドをアメリカ人がわかってやらなくてどうする!と,思わず突っ込みを入れたくなるぐらいです。

自分たちが消えちまうまで気が付かないもんなんだ/
ここの連中は誰一人乾杯してくれない/
鏡を覗き込んで俺はそこに見る/
ロックンロールの亡霊を/

本作収録の「ROCK‘N’ROLL GHOST」の一節ですが,この自嘲的な歌詞が彼らの不遇を何よりも雄弁に語っています。解散後,グリーンデイのビリーが,彼らからの影響を公言し,再評価されているのが,せめてもの救いではありますが,リアルタイムで彼らを真っ当に評価できなかったという事実は,80年代の米国ロックの汚点であるように思います。
2008.01.05 Saturday

40年に2枚ペースの超寡作グループ

♯201
Roger Nichols & the Small Circle of Friends
ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ / ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ

2007年に買いそびれてしまったアルバムの一つが,何と1stから40年(!)の時を経てリリースされたロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズの2ndアルバムです。
その2ndアルバムが一体どんな音になっているのか,非常に興味深いところではありますが,今日は,そんな彼らの,40年前にリリースされた傑作1st('68年)を紹介したいと思います。

本作は,言わずと知れたソフト・ロックの名盤ですが,リリース当時は本国でも大きな話題にもならず,最初に火がついたのは,ここ日本であり,それも80年代に入ってからの話。キッカケは所謂「渋谷系」ムーヴメントの火つけ役である小西康陽氏や小山田圭吾氏が本作を絶賛し,話題になったことからでした。

12曲中,半分がオリジナル,残り半分がビートルズやラヴィン・スプーンフル等のカバーからなる構成。
特筆すべきは,オリジナル曲がこれらの有名グループのカバー曲に全く引けをとっていないということです。甘く切ない珠玉のメロディに,絶妙なコーラスワーク。後に,ポール・ウィリアムスとのコンビでカーペンタース等のヒットメイカーとして一躍注目を浴びることとなったロジャー・ニコルズですが,彼の才能はこのとき既に完全に開花していたようです。

それにしましても,この時代にこれだけ洗練されたポップスが創られていたという事実。そして,その素晴らしさが約20年の時を経て,異国の地 ここ日本で発掘されたという不思議。
更には,その1stから40年の長い時を経ての2ndアルバムのリリース。日本のソフトロック・ファンには堪んない話だな。
2007.09.23 Sunday

ビッグバンドでベース弾いてる場合じゃない。

♯173
Carnival of Light
カーニバル・オブ・ライト / ライド

世間では問題作あるいは失敗作といわれる作品でも,自分にはジャストな傑作というのがたまにあったりします。私にとっては,ライドの3rdがまさにそんな作品でした。もちろん,所謂シューゲイザーバンドとしての1st,2ndも悪い作品ではありません。しかし,本作では,ずっと轟音の下に隠れてしまっていた,彼ら本来のソングライティングにおける才能が見事に開花した傑作だと思います。「実はすごい良い曲書けるじゃん,ライドって。」そんな素朴な驚きを持って本作を聴いていた記憶があります。

あともう一つ,このアルバムに引かれてしまうのは,瓦解する寸前のロックバンドが持つ特有の緊張感に満ちた作品であるというところだったりします。なんかバッファロースプリングフィールドの2nd(歴史的ロックバンドを引き合いに出すのもどうかと思いますが,ジャケのインナー写真で,アンディがバッファローのTシャツを誇らしげに着ているのを見て,つい・・)にあったエゴのぶつかり合いのようなものを,このアルバムにも感じてしまいます。マークとアンディの確執がこの時点でどれだけ強くなっていたのかは定かではありませんが,アルバム構成において,前半がマーク作の楽曲,後半がアンディ作の楽曲といった具合に,完全にA・B面で分けてしまっているあたり,そのあたりのバンド内の不和をつい邪推してしまいます。

いずれにしても,本作で従来のシューゲイザーバンドからの脱却を図った彼らでしたが,結果,従来のファンからも総スカンを食らい,新しいファン層も十分に獲得できぬまま,セールス的にも大失敗。作品としては,ただ単に解散を早めてしまっただけの問題作,失敗作ということになってしまいました。

恐らく世間的にはその程度の認知しかされていない本作ですが,シューゲイザー云々を抜きにして聴いた場合,マーク作のM2“1000 MILES”,M3“FROM TIME TO TIME”,M5“ONLY NOW”,アンディ作の
M10“MAGICAL SPRING”など,ザ・バーズを彷彿とさせる名曲が満載ですので,中古屋で見かけたら是非手に取っていただきたい作品です。
2007.05.23 Wednesday

10数年ぶりの再会

♯145
フェイズシフター
フェイズシフター / レッド・クロス

先日のゴールデンウィークに,久々に実家に帰った。残念ながら,現在住む社宅では,所有するCDの大半がその置き場に困るため,泣く泣くほとんどを実家の物置に保管している。そのため,時々思い出したように無性に聴きたくなるCDがあった場合,いつも悩む。億劫だが車で2時間かけて実家に取りに帰るか。それとも,面倒くさいのでもう一枚買うか。でも,後者の選択はなんかロックじゃない気がするのでしない。

今回のゴールデンウィークで実家に帰った理由は,まさにこのCDを取りに帰るためであった。カビ臭い物置に眠る2,000枚ぐらいになるであろうCDの山から,汗だくになって探すこと一時間。ありました・・・。あっ,ジャケ,かぴかぴだ・・・。しかも,カビ臭い。でも,10数年ぶりの再会だ。うれしい。

レッド・クロスのアルバムは本作と「ショウ・ワールド」しか持っていませんが,本作を久々に聴いてあまりに素晴らしいので,他の作品も今更ながら聴いてみたくなりました。ジェリーフィッシュ然り,ポウジーズ然り,こういうバンドはホントいつまで経っても風化しませんね。

90年代にこれを聴き忘れた人はすごく損していると思います。
2007.04.10 Tuesday

パンク DE ファンク 2

♯132
エコーズ
エコーズ / ザ・ラプチャー

LCDサウンドシステムの新作は期待通りの傑作でした。個人的にはかなりのヘヴィーローテーションです。
(ジェイムズ・マーフィーという人の音に対する嗅覚(聴覚?)の鋭さにあらためて感心させられます。)

ジェイムズ・マーフィー&ティム・ゴールドワージーのプロデュースチームDFAによるザ・ラプチャーの1st。
DFAの手から離れ,より幅広い音をものにした2ndで,彼らが単なるポストパンク・リバイバルバンドでないことがあらためて証明されましたが,本作は一連のポストパンク/ニューウェイヴ リバイバルの発火点になったようなエポックメイキングな傑作です。特にM5「THE COMING OF SPRING」からM6「HOUSE OF JEALOUS LOVERS」,M7「ECHOES」に至る流れは圧巻。金属的で直線的なギターと肉体的で曲線的なベースラインの濃厚な絡みは聴く者をどこまでも昇天させてくれます。

コレ聴いてたら,またLCD聴きたくなってきた。


2007.01.25 Thursday

ゲリラのラジオ

♯109
バトル・オブ・ロサンゼルス
バトル・オブ・ロサンゼルス / レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

レイジが再結成するという噂もまことしやかに囁かれているようですね。どのような展開があるか楽しみです。

さて,我らがレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの名盤です。
実はレイジについては前々から書きたいのは山々だったのですが,ずっと先送りしておりました。というのも,この作品の迫力を前にすると,何を書いても小学生の感想文程度にもならない気がするからです。

ということで,とにかくすごいので聴いたことがない人は早く買って聴いてください。以上。




2006.11.17 Friday

禁断の果実

♯86
無罪モラトリアム
無罪モラトリアム / 椎名林檎

唐突だが,アイコが苦手だ。あと,ヒトトヨウも生理的にNGだ。
共通点として,この人たちは女子ファンを過剰に意識している。世の女子たちがこの人たちを「自然体」とか「等身大」とか,どうでもいい形容で評価しているのを見るとウンコを盛りたくなる。
翻って,椎名林檎。すばらしい。これぞ,女子のあるべきミュージシャン像だ。田淵ひさ子もロックをわかってらっしゃる。彼女たちに共通しているのは,女子の視線を完全無視しているところ。全然,自然体じゃないし,等身大でもない。そんな身近な存在じゃ無いんだよ,ちみたちとは。

本作は林檎姉さんの記念すべき処女作。初めて聴いたときは,その巻き舌唱法や過激なコスチュームよりも,むしろ楽曲の水準の高さに圧倒された。「丸の内ザディステック」など,後世に残る超名曲だ。
日本のポーリー・ジーン・ハーベイが産み落とした禁断のロックアルバム。
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