ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
2011.02.27 Sunday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2007.06.03 Sunday

そして彼らは生き残った。

♯147
Low-Life
ロウ・ライフ / ニュー・オーダー

ニュー・オーダー。
このバンドの最高傑作を選ぶのは本当に難しい。バンドの歴史は四半世紀にも及ぶ。どの作品もある意味で金太郎飴的でもあるようで,どの作品もその時代のミュージックシーンの中で唯一無二の輝きを放っている。本当に奇跡のようなバンドだ。

イアン・カーティスの「死」によって瓦解してしまったジョイ・ディビジョンの「生き残り」組が,まさか四半世紀を過ぎた今でも名作を(途中のブランクはあったにせよ)リリースし続けようとは一体誰が想像できただろうか。イアンのカリスマ性こそがバンドの生命線であったような,そんなバンドがである。

ニュー・オーダーは一貫して「ロック」のヒロイズムやマッチョイズムに対して唾を吐き続けた。そして,バンドやバンド内の誰かがカリスマ化されてしまうことを周到に避けてきたように思える。そのことは本作「ロウ・ライフ」のジャケットアート(比較的キャラ立ちしているバーニーやピーターではなく,スティーヴが前面である)が何より証明している。それは,「カリスマ化されてしまったイアン・カーティスの死」からはじまった彼らにとっての,何よりも大切な「秩序」だった。

個人的な傑作を3枚挙げるとすれば,本作と「テクニーク」と「ゲット・レディー」あたりか。
私にとっては,ニュー・オーダーは80年代ロックを語る上で,スミスとともに最も重要なバンドの一つです。
2007.03.12 Monday

ワースト・アートワーク・レコード

♯124
New York Dolls
ニューヨーク・ドールズ / ニューヨーク・ドールズ

ニューヨーク・ドールズというバンドにイマイチ夢中になれない自分がいる。
たぶん,このジャケットのせいかもしれない。

それにしても,このバンドほど,いろいろなタイプのミュージシャンに影響を与えたバンドはいない。まず,ピストルズをはじめとするロンドンパンクへの影響は絶大である。このバンドがいなければ(厳密に言えば,M・マクラーレンがいなければ),'77年のロンドンパンクはなかっただろう。一方で,ご承知のとおり,かつてモリッシーはNYドールズのファンクラブ会員でした。(ザ・スミスへの音楽的影響はゼロに近いが。)そして,最もわかりやすくNYドールズの影響下にあるのは,ハノイ・ロックスやガンズ(日本のジギーとかも)といった,バッドボーイな感じのヘアメタルバンドである。
はっきりいって,ピストルズとモリッシーとハノイロックスが同じロックバンドの影響下にあるとはとても思えないが,事実なのだから面白い。

ジャケが最低の最高傑作1st。トッド・ラングレンがどう貢献したかは???だが,最高のロックンロールを聴かせてくれます。
2006.12.16 Saturday

一緒に進むための音楽

♯97
ERA
ERA / 中村一義

中村一義は歌うべきことがあるから,伝えなければならないことがあるから,ロックをしている。

語弊があるかもしれないが,彼の音楽には,ある種宗教的な“救い”のようなものがある。それはお寺の坊さんに説教をいただいているような感覚にも近い。
彼の音楽を聴くと不思議と胸につかえていたものがスーッと抜け,前に進んでいこうという強い気持ちが湧き出てくる。時に,聴く者を突き放し自立を促し,時に聴く者を温かく包んでくれる。30代半ば過ぎのオッサンが彼のアルバムに救われるのだから世話はない。

中村一義の傑作3rd。本作は,完全戦闘モードの中村一義。「死んだふりするぐらいなら,死ねよ。オイ,そこのお前に言ってんだよ。」と説教される。次のアルバムでも「死ぬように生きるな」と喝を入れられる。寒い朝ベッドから抜け出すために,またこのアルバムを聴く。
2006.12.09 Saturday

ピュアであること

♯95
ファイヴ・リーヴス・レフト
ファイヴ・リーヴス・レフト / ニック・ドレイク

ニック・ドレイクの存在を知ったのは今から10数年前の,大学3〜4年の頃だろうか。
グランジ全盛期,どっぷり浸かりきっていた私は,グランジを聴く一方で,ヴァン・モリスンやレナード・コーエン,ティム・バックリーといったSSWにも夢中になっていた。
その流れで,このレコードに出会ったのだと思う。本作を聴く前から,彼が生前鬱病であったこと,そしてそれが原因で抗鬱剤の過剰摂取で亡くなってしまったことは知っていた。不謹慎かもしれないが,正直,その彼の生立ちが頭から離れなくて,音を聴いてみたくなったと言っていい。よって初めて聴いた時の衝撃は,実はあまりなかった。むしろ,あまりにそのままの陰鬱な音に驚いた。当時の彼の精神状態をそのままパッケージングしたような音といっても過言ではない。
ストリングス等が要所で配されてはいるものの,基本的には静謐な彼のアコースティックギターと声が中心。身長190cmの大男から発せられる声とは思えない今にも壊れてしまいそうな“声”。この声にただただ圧倒される。
本作以降,2作の名作を残して逝ったニック・ドレイク。私にとっては年に1,2回,ちょうど今頃の季節になると無性に聴きたくなる一枚。年に数わずか1,2回しか聴くことはないが,きっと10年後も聴いているであろう大切な一枚。
2006.08.15 Tuesday

皆殺しの歌

♯58
Broken
ブロークン / ナイン・インチ・ネイルズ

NINを聴いていると,自分が最強になった気分になる。
イカつい兄ちゃんにからまれても,ボコボコにしてやれそうな気がする。
もし,私がK1ファイターなら,間違いなくレイジかNINで入場するだろう。きっと,NINが鳴っている間だったら曙くらいなら勝てると思うかもしれない。

ロックによる幻覚の一つ。ロックがあれば合法的にハイになれる。ある意味,危険な話ではあるがロックの効用の一つであることに間違いない。

本作は,「DOWNWARD SPIRAL」や「FRAGILE」の凶暴性に比べるとまだまだカワイイものだが,NINがその牙を剥き出しにした最初の一枚。
ちなみにトレント・レズナーの最大のアイドルがプリンスだったというのは興味深い。
2006.07.01 Saturday

割礼

♯42
ネヴァーマインド
ネヴァーマインド / ニルヴァーナ

いまさら何を書く?
みんなの大好きなレコード。以上

2006.05.08 Monday

ロックの番長

♯15
After The Gold Rush
アフター・ザ・ゴールドラッシュ / ニール・ヤング

ニール・ヤングは男前である。
どれだけ男前かというと,風呂には週に1回しか入らない(私の勝手な想像)ぐらい男前である。
その男前さは,彼の作品づくりにも顕著である。フォーク,カントリー,ロカビリー,テクノ,グランジ・・。ファンやレコード会社に迎合することなく,自分勝手にレコードを作る。売れなくてもヘッチャラである。
男前はギターもパンクバンド並みにヘタクソである。でも,ロック魂が音となってあらわれる。
ニールヤングの最高傑作は,誰が何と言おうと「HARVEST」でなくコレ。ロック番長の不朽の名作。
Powered by
30days Album
PR