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2011.02.27 Sunday

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2007.12.22 Saturday

次世代のビッグ・バンド候補生

♯200
Sam's Town
サムズ・タウン / ザ・キラーズ

今年の名盤紹介もこれで一旦終了とさせていただきます。お付き合いいただきました(大変貴重な!数少ない)読者の皆様,本当にありがとうございました。もう少しだけ,ご紹介したいアーティストなり,グループなりはいますので,来年も引き続きよろしくお願いいたします。(ただし,来年からは,新譜を中心に紹介させていただきながら,その合間を縫って過去の名盤を取り上げさせていただく予定です。)

さて,今年最後を飾りますのは,つい先頃,ルー・リード先生とのデュエット曲や,イアン・カーティスの生涯を描いた映画「コントロール」のサントラに収録されていた「シャドウプレイ」を含むBサイドコンピがリリースされたばかりのザ・キラーズの作品から。

本作は,昨年リリースされた,彼らの野心作であり問題作でもあった2ndアルバムです。
作品的には,1stの「ホット・ファス」よりも格段にスケールアップし,スタジアムで鳴らすべく ド派手で大仰なサウンドに変貌してきたあたり,初期の彼らのファンからは,あまり好意的に思われていない作品なのかもしれません。

私もどちらかというと,そうした派手なプロダクションはあまり得意な方ではなかったりするのですが,昨今のコールドプレイ,ジェット,そしてこのザ・キラーズ,今年でいえばキングス・オブ・レオンといったバンド達の音楽的なスケールアップには,むしろ大歓迎だったりしています。(勝手なもんです(笑))
単純にこれらのバンドには,ビッグ・バンドになれるポテンシャルが大いにある(と勝手に思っている)ので,インディー村での自己満足的なセコい活動に留まってほしくないからです。是非,U2なり,R.E.M.なり,パール・ジャムなり,レディオヘッドなりといった先輩ビッグ・バンドを目指していただき,売れまくっていただきたい。応援しています。

それにしましても,このド派手でギラギラした音は,彼らの出身地がラスベガスであることと関係があるのでしょうか。U2への憧れの強さが音に滲み出ている様が,何とも微笑ましく感じる,野心満々の1枚です。
2007.10.26 Friday

プログレ不感症

♯182
クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様)
イン・ザ・コート・オブ・ザ・クリムゾン・キング / キング・クリムゾン

プログレッシヴ・ロックなるものが苦手だ。

本ブログで,取り上げたプログレなるものはたぶん1枚もないような気がする。
別に,様式美がどうだとか,哲学的な詩がどうだとか,そんなことが嫌いなのではなく,ただ単純に私の琴線にはまったく響かないだけなのだと思う。生理的に,プログレッシヴ・ロックなるものに対して不感症なだけのような気がする。

あらためて,所有CDでプログレ的なものを探してみたが・・・。イエス「こわれもの」,ピンク・フロイド「狂気」,そして本作,キング・クリムゾンの1st。以上,誰もが知ってる名作3枚。あとは・・・。マーズ・ヴォルタの1stがプログレというなら,それぐらいしかない。すごくプログレ音痴だ。今からでも遅くない。もう少し色々聴いてみようと思う。

そんなプログレを語る資格のない私が本作を云々するのは,まったくもって怪しからん話ではあるのですが,そんな私ですら,本作の凄さはわかります。

'69年の作品というのが何よりも驚きます。緻密な計算のもと築き上げられた,一音たりとも聴き漏らすことを許されない音の構築美。これが40年近くも昔に創られた作品だなんて,本当に信じがたい。今聴いてもこれだけの衝撃を受けるのだから,40年前に本作を初めて聴いた若者たちは,さぞかし興奮しただろうと思う。当時これ聴いたら,そりゃあ,ビートルズも一瞬にして流行遅れにされちゃうだろうな。
それに加え,このジャケット。今時,小学生の虫歯予防ポスターにもないような(失礼)この超個性的なアートワークは,一度見たら絶対忘れられない。音とアートワークがこれほどまでに共鳴しあっているレコードはない。

やっぱり,プログレ,もう少し色々聴いてみよう。
2007.05.19 Saturday

スタジアムバンドへの道

♯144
Aha Shake Heartbreak
アーハー・シェイク・ハートブレイク / キングス・オブ・レオン

キングス・オブ・レオンの新作「ビコーズ・オブ・ザ・タイムズ」はもう聴かれただろうか。発売前の情報で,「U2やパールジャムとのツアーでバンドスケールが大きくなった」とか「スタジアムロックを鳴らしている」といった話を耳にしていたのでかなり期待をしていたのですが,正直,はじめて聴いた時は複雑な気持ちになった。

確かに音は以前の「ガレージ」サイズから格段にスケールアップし,重厚になった。ボーカルをはじめ各パートの表現力も飛躍的に上がった。納得の成長である。
しかし,各楽曲があまりに地味なのである。メロディのフックが前2作に比べると明らかに弱い。そのため,即効性という点においては間違いなく前作に劣る。そういう意味で,昨年,同様にスタジアムバンド的なスケールアップを「楽曲のより一層のキャッチー化」とともに試みたジェットやザ・キラーズとは明らかに異質なアプローチだ。
ただ,KOLの新作のこの得体の知れないグルーヴ,これはたぶん聴き込めば聴き込むほど癖になりそうな匂いがします。このアルバムはもう少し時間をかけて評価する必要がありそうです。フジロックまでにしっかり聴き込んでおこう。

さて,今のところ一番好きな彼らの傑作2nd。新作ではあまり聴けない,瞬発力溢れるロックンロールです。
まさに,'00年代のCCRって感じです。
2007.04.15 Sunday

フジではたぶん観ないけど。

♯133
K
ケー / クーラ・シェイカー

今年もフジにやってくるクーラ・シェイカーの傑作1st。

本作がリリースされたのはオアシスやブラーのブリットポップシーンの勢いがまだ続いていた最中の '96年。オアシスが2日間のネブワースのギグで25万人のオアシスサポーター達と大カラオケ大会(失礼)をしていたその時,本来ローゼスに魅せられてロックを始めたはずの彼らの音楽にすっかり抜け落ちてしまっていた「グルーヴ」をロックに取り戻すべくリリースされた1枚。(個人的にはオアシス以降のロックのグルーヴ離れに対するアンチテーゼはリーフの1st('95年)だと思っていますが。)

最近のクーラ(クリスピアン)の中途半端にも見えるその活動には少し不満を覚えますが,本作が90年代を代表する傑作であることに異論の余地はありません。
2006.08.12 Saturday

英国音楽

♯56
マスウェル・ヒルビリーズ(K2HD/紙ジャケット仕様)
マスウェル・ヒルビリーズ / ザ・キンクス

キンクスがRCA移籍第一弾として発表した名盤。1971年発表,通算10枚目。
このアルバムが,セールス的に全く振るわなかったという事実が悲しすぎる。このアルバムの素晴らしさがなぜわからん?

そもそも,日本でのキンクスの知名度も低すぎる。「殿様キンクス?」アホか。ビートルズやストーンズが,あれだけメディアで取り上げられていながら,更に,フーと比べてもあまりにキンクスの扱いは寂しい限りだ。

地味か?・・・地味だ。
ルックス,イケてないか?・・・確かにスキッ歯でイケてない。
ノエル/リアム・ギャラガー兄弟みたいに兄弟でやってるぞ!・・・でいびす?知らねえな。

10年以上前,初めて渡英したときに,真っ先に訪れたのは,リバプールでもマンチェスターでもなく,マズウェルヒルだった,キンクス愛好者の私としては,どうにもこのキンクス不感症の世の中に納得いかないので,こうしてアルバムを紹介した次第であるが,このアルバムの良さについて,何も語っていないな。
すごい良いです。このアルバム。聴いてください。
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