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2011.02.27 Sunday

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2008.02.29 Friday

ジュリアンもゲスト参加してます。

♯212
Yours to Keep
ユアーズ・トゥ・キープ / アルバート・ハモンド・Jr

ストロークス,最近どうしているのだろう?

新年早々にアルバムをリリースし,同じ年にフジロックにも参戦し,かなり「ストロークスな」1年だった'06年。あれから,もう丸々2年が経ってしまいましたが,最近めっきり音沙汰のない彼ら。
しかし,そうこうしているうちに,何やらアルバートくんのソロ第2弾が春先にはリリースされるというではありませんか。それはそれで,かなり楽しみです。なぜなら,彼の1stソロアルバムは,それはもう,最高の1枚でしたからね。

アルバート・ハモンド・Jr。
彼の父親は,70年代に「カリフォルニアの青い空」というヒット曲を生んだシンガー・ソングライター,アルバート・ハモンド。ストロークスでは,ジュリアン・カサブランカスという途轍もない巨大な才能の陰に隠れてしまっていましたが,そもそも,人気バンドの単なる1ギタリストに甘んじてしまう器ではないのです。

本作は,そんな彼の隠れた才能がいかんなく発揮された最高のギター・ロックアルバムです。
とにかく,冒頭の「CARTOON MUSIC FOR SUPER HEROES」が象徴的。まさに,この愛らしいジャケットを音で表現したような心温まるドリーミーなポップス。この作品には,ストロークスの音に感じるようなピリピリと張り詰めた緊迫感は皆無で,ひたすら包み込んでくれるような安らぎに満ちた優しい音で溢れています。それはちょうど,スマッシング・パンプキンズというバンドの中で極限的な緊張状態にあったジェイムス・イハが,ソロデビュー作で鳴らした あの開放感に満ちた音に近い。

それにしましても,こんな凄い才能がリズム・ギター担当であるというストロークスというバンドは,何ともまあ贅沢なバンドですねえ。M6「101」など,個人的にはストロークスの楽曲を含めても,5本(5本は言い過ぎか・・・)の指に入るほどの屈指の名曲です。さぞかし,ジュリアンも嫉妬してるだろうな。
2008.02.16 Saturday

M・ノップラーによる2ndもなかなかの好盤

♯210
ハイ・ランド、ハード・レイン
ハイ・ランド,ハード・レイン / アズテック・カメラ

アーケイド・ファイアの来日やら,レイジの再結成ライブやらと,世間のロックファンにとっては,まさに“お祭り月間”のような毎日ですが,そんな最中に一人,人生何回目かの“80年代”モードに突入しつつある今日この頃です。

さて,80年代の名作といえば,前回のペイル・ファウンテンズの1stと並び,渋谷系ロック・ファンに大変人気の高かった本作,アズテック・カメラの1st('83年)。
ロディ・フレイムがこれを創ったのがなんと19歳。スコットランドから登場した“早すぎる”天才は,幼少の頃から,大のロック好きだったらしく,5〜6歳の頃には姉のもっていたビートルズのレコードを聴き漁り,テレビに出ていたザ・ムーヴ(!)の演奏を見てギターに夢中になり,9歳には,デヴィッド・ボウイの洗礼を受けたそうです。そんな神童ぶりを聞けば,彼がこの名作をティーン・エイジにして創ってしまったという事実も理解できなくもないのですが,それにしても,本作の洗練された美しさといったら。

ロック,ラテン,ソウル,ファンク,そしてジャズ。10代の若者とは思えないルーツ音楽への造詣深さとパンクを通過した10代の若者だからこそ持ち得たポップな感性。古い音楽に対する深い愛情と豊富な知識,そして,若さの特権である初期衝動と青臭さ,これらの要素が絶妙なバランスで溶け込んだ本作は,間違いなくアズテック・カメラの最高傑作です。
  
(あくまで一般論ですが)バンドの最高傑作というのは,初期衝動だけだったデビュー時から,経験・知識を積み重ね,徐々に成熟していきながら,キャリア何作目かにして誕生するものだとすれば,早熟の天才だったロディ・フレイム(アズテック・カメラ)の最高傑作が,デビューアルバムであるというのも妙に納得できたりします。
2007.11.21 Wednesday

進化論

♯189
ロックス
ロックス / エアロスミス

B’Zさんが,ロックの殿堂入りしたらしいですね。いろいろな意味ですごいなあ。

ということで,今日はそれを祝しまして(?)エアロスミスなどを取り上げてみました。
エアロスミスというバンドほど,幅広い世代に愛されている現役のバンドもなかなか少ないでしょう。思い付くのは,ストーンズぐらいでしょうか。U2やREMなどはもう少し若いし。

エアロスミスがこれだけ時代を超えて愛され続けている理由は,彼らのこれまでの活動歴を振り返ることでよく理解できます。だいたい彼らは,10年に1回ぐらいのスパンで,くたばりそうになっては不死鳥のように復活し,その度にドッカンドッカンとビッグ・ヒットを生み出してきました。しかも,この人達は何も考えていないようで,実のところかなりの戦略家です。いつもオイシイところで,オイシイ人達といっしょにヒットを生んできました。

これまでのピークとしては,まず本作をリリースした70年代中頃〜後半の「ロックス」バカ売れ期。おそらくこの時期のエアロファンは,今40代中盤あたりの世代の方でしょうか。
そして2度目のピークは,80年代中頃〜90年代前半。「ランDMC」効果と空前のメタルブームが相俟って,再び時代の寵児になった時期です。時代が求める“エアロスミスらしさ”に近づくべく,敢えてそれに自覚的であったからか,楽曲づくりに外部のソングライターも積極的に採用するなど,かなり戦略的なバンド活動を展開していた時期でもあります。まさに私の世代(30代中盤)の青春期とも重なります。当時高校生だった私は,健全にもエアロスミスにどっぷりハマっていました。「パーマネント・ヴァケイション」「パンプ」は猿のように聴き狂っていました,はい。
そして,3回目。比較的記憶に新しい90年代後半のメガトン級ヒットであります「アルマゲドン」の主題歌。
当代きってのヒット・メイカー,ダイアン・ウォーレン作のベタベタなバラードです。もう,ここまで来れば完全な策士ですね。

こうして,30年以上も昔のデビュー時から今に至る彼らの足跡を振り返ってみますと,まるで「猿」が日々進化を遂げ,ついにはIT社長級の実業家にでもなったような成長ぶりです。

'76年発表の通算4枚目の「ロックス」。本作は,デビュー時の猿だった彼らが「火を使うことを覚えた」ぐらい飛躍的な進化を遂げた,そんな初期の傑作です。
2007.05.02 Wednesday

環境にやさしい LOHASな一枚

♯139
3 Years, 5 Months & 2 Days in the Life Of...
3イヤーズ, 5マンスス・アンド・2デイズ・イン・ザ・ライフ・オブ... / アレステッド・ディベロップメント

フィッシュボーンがフジに出るらしい。全盛期にはレッチリとミクスチャーロックの2大バンド的な存在だった彼らも(昨年新作がリリースされたにもかかわらず)ほとんどメディアにも取り上げられなくなり,寂しく思っていた矢先のフジ参戦のニュース。かつての盟友は,いまやフジのヘッドラインの常連であり,それを思うと少し切ない気もするが,久々に観る彼らのステージに大いに期待しましょう。

さて,関係ないフィッシュボーンで盛り上がってしまいましたが,こちらもまだまだ現役(1度解散後復活)で頑張るアレステッド・ディベロップメント。昨年通算5作目となる「SINCE THE LAST TIME」をリリースし,健在ぶりをアピール。
そんな彼らの記念すべきデビュー作にして最高傑作が本作。スライ&ザ・ファミリーストーンを想わせるコミューン的な編成による,生楽器をベースにしたピースフルでオーガニックなヒップホップサウンドに,民族問題,環境問題といった社会性の強い内省的なメッセージを込めた歌詞。そんな彼らのスタイルは,所謂ギャングスタ・ラップ全盛の当時のヒップホップシーンに,大きな風穴を開けることとなった。

昨今,環境問題が叫ばれて久しいが,そんな時代だからこそ,最も聴かれるべきグループの一つだと思う。
2007.03.04 Sunday

BURRN!!

♯120
メルトダウン
メルトダウン / アッシュ

日高の大将よう〜!頼むよう〜!
なんで,NIN断んだよー。スマパンも!
NINやスマパンがヘッドライナーじゃなくて,2番目,3番目?
オヤジ!!どう考えてもヘッドライナーだよ!おっさん,頼むぜ。

と,フジの出演アーティストの発表には,いつも苛立ちを覚えつつ,もう10年以上もこんな感じなのでそろそろ諦めの境地ではありますが,でも!でも!今回のNINのお断りはかなり痛い。心配しなくても誰が出ようが行ってやっから,もう少しラインナップにも配慮してくれよ。おっさんよ〜!

ということで,フジ常連組のアッシュ。今年もやってきます!
前作「フリー・オール・エンジェルス」には「Shining Light」という珠玉の名曲をはじめ,何曲かの必殺キラーチューンがあったものの,正直なところ個人的にはアルバム後半がややダレる印象がありました。しかし,本作は1枚通して聴かせてくれます。ジャケも含め,完全メタルモードで,フジでもフライングVを燃やしてましたね。

シャーロットが抜けたことは残念ですが,新作はフジ直前にリリースされるみたいなので期待して待ちましょう。



2007.01.07 Sunday

ロックにおける正しいエモーションの表現方法

♯102
リレイションシップ・オブ・コマンド
リレイションシップ・オブ・コマンド / アット・ザ・ドライヴイン

本ブログのMC5紹介時のコメントで,「こんな血管ブチ切れバンド,後にも先にも彼らしかいない」って書きましたが,忘れてました。ここにもいました,血液がグツグツ沸騰しちゃって,血管ブチ切れそうなバンドが。
その名も,アット・ザ・ドライヴイン。日本語で「ドライヴインにて」。ドライヴインにて,一体何をしたいのだろうと気になって調べてみたところ,このバンド名の由来は,かのヘビメタバンド,ポイズンの「TALK DIRTY TO ME」の歌詞から拝借したらしいそうです。ナめてます。

本作は,彼らのアルバムの中でも楽曲自体相当ポップでかなり聴きやすい。
しかし,何でしょう,相変わらずのこのテンションの高さは。メーターは完全に振り切れています。
昨今の,エモとかスクリーモとか呼ばれるバンドはエモーショナル過剰でどうも苦手なのですが,ATDIにはそれを全く感じない。レイジやフガジも同様なのですが,彼らのエモーションは,全く内に向いていないというか,自意識過剰で情緒過多なそれではない。そもそも,エモってこういうロックをいうはずだったのに,最近はどうもロックのエモーションが安くなったような気がします。

後のスパルタとマーズヴォルタの音楽を生み出した奇才集団が残した,2000年代最初のマスターピース。

2006.09.02 Saturday

毒!毒!毒!

♯64
ナウ・アイム・ア・カウボーイ
ナウ・アイム・ア・カウボーイ / ジ・オトゥールズ

さあ,日本に何人,このバンドのことを覚えている人がいるでしょう。
誰も覚えちゃいないのかもしれませんが,個人的には,今でも時折引っ張り出しては聴いているアルバム,ジ・オトゥールズの2nd。

私にとっては,スティーヴ・マルクマスと同様,最も信頼のできるミュージシャンの一人であるルーク・へインズが創った,世間とどうしても折り合えない人に捧げる,暗くて,地味で,ヒネクレまくった贈り物。幸せでどうしようもない人は聴かないで下さい。



2006.05.21 Sunday

正しい応援歌のあり方

♯24
赤心の歌
赤心の歌 / アル・クーパー

アル・クーパーは大人な感じがする。ジャズを聴きながらワインを嗜むチョイ悪オヤジが知ったかぶって聴いてそうな中年ロックな臭いがする。
当然それは私の単なる偏見で,本盤は真のロックアルバムである。一聴すると地味だが,激渋&激ソウルフル。パンクもハードロックも子供達のお遊戯にしか聴こえないディープな傑作。
多くの若者がオアシスの「俺は俺」主義("SUPERSONIC")に救われたのと同じように,アルのこのアルバムで背中を押してもらった("BE REAL")中年は多いのではないか。
2006.05.14 Sunday

僕達もストーンズマニア

♯19

カー・クラッシュ・イン・ザ・ブルー / アトミック・スウィング

忘れもしない。ロッキングオン(RO)の輸入版紹介で小さく紹介されていた当時全く得体の知れなかったこの北欧バンド。
そのジャケットのあまりのダサかっこ良さ(ストーンズのパクリ)に惹かれ,音も何も知らずジャケ買いしたのだが,その音を聴いて更にビックリ。
ストーンズとドアーズの混合バンドかと思うくらい60年代の美味しい部分を全部詰め込んだような至福の音だった。
まだ,こんなカッチョいいグループ,誰も知らないぞ!と当時すごくワクワクしたのを覚えている。しかし,そんな秘めた私の喜びはその数ヶ月後ぐらいに前述のROが合評したことで,脆くも崩れ去るのだが。
ロック好きなら誰でも経験のあるそんなボクのワタシの青春バンド。初来日時のあまりのヘタクソな演奏はかなり切なかったが,今でも流行のロックに飽きてきたら時々引っ張り出して聴いている愛すべき一枚。
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